“SEOは手段。事業の成功が目的”──クライアントと同じ目線で並走する根本さんの仕事観
今回は、2024年5月にLANYへ入社した根本さんにインタビューしました!
新卒で大手旅行会社へ入社し、その後アウトドアブランドの店舗スタッフ、そしてアウトドアメディアでのSEO担当を経験。常に「好き」を軸にキャリアを築いてきた根本さんは、「マーケティングの戦略から考えたい」という強い想いからLANYに飛び込み、いまはコンサルタントとして“横に立つ”支援に携わっています。
現在は金融、美容、BPO領域を中心に、SEOを主軸としたコンサルティングで事業成長を支援。クライアントと強い信頼関係を築くその姿勢は、LANYの目指すコンサルタント像を体現しています。
今回はそんな根本さんに入社を決めた理由や、仕事で大切にしていること、クライアントとの関係性を深めた印象的なエピソード、そして今後挑戦したいことなどを伺いました。
【根本さんのプロフィール】
・大手旅行会社に新卒入社し、登山ツアーのアテンドや旅行手配などを担当
・アウトドアブランドの店舗スタッフ時代にブログ・SNS運用に携わり、コンテンツマーケティングに興味を持つ
・アウトドアメディアでSEO担当として記事制作や検証企画を経験し、Webマーケティングの知識を深める
・2024年5月にLANYへ入社。金融、美容、BPO領域を中心にSEOコンサルティングで事業成長を支援
・趣味は登山、キャンプ、海外ロードトリップ、サウナ・温泉
“好き”を出発点に、LANYと出会った

旅行からアウトドア、そしてマーケ──広がっていったキャリア
──まずは、これまでのご経歴について教えてください
キャリアは一貫して「好き」を出発点に築いてきました。
旅行やアウトドアが好きだったことから、新卒で大手旅行会社へ入社。登山ツアーの手配や予約、アテンドなどを担当しました。
その後、アウトドアブランドの店舗スタッフへ転職。コロナ禍で来店制限があった時期で、店頭以外でも貢献できる方法を考えた結果、ブログやInstagramでの情報発信を自発的に始めました。それがコンテンツマーケティングに興味を持つきっかけでした。
──情報発信をされるようになって、いかがでしたか?
最初は見よう見まねでしたが、自分の作ったコンテンツを通じて誰かの購買行動につながる──その経験が純粋におもしろかったです。
「コンテンツで人を動かしたい」と思うようになり、本格的にWebマーケティングの世界に飛び込むため、アウトドアメディアの運営会社に転職してSEO担当になりました。
──アウトドアメディアでのSEO担当としては、具体的にどのような業務を経験されたのですか?
キーワード選定から記事のディレクション、ライターさんの統括まで、SEO記事制作の全般を担当しました。
特に力を入れていたのが、検証記事の企画・実施です。
たとえばテントの記事を作る際は実際に40張りものテントを設営して検証したり、ペグの強度を確かめるために専門の研究施設で耐久テストを行ったり。「ユーザーが本当に知りたいこと」を一つずつ確かめていきました。
学びの先で見つけた、戦略を考える仕事

──LANYのことは何がきっかけで知りましたか?
SEOについてもっと深く学びたいと思い、情報収集を続ける過程でLANYのブログ、YouTube、Xなどを情報源としてチェックするようになりました。
発信内容がどれも実践的で「なるほど、こう考えるのか」と納得できるものばかり。気づけば社内のチャットでも「このLANYの記事、すごく参考になります」と共有するようになっていました。
そういう日々を過ごす中で「SEOコンサルティング」という仕事があることを知り、そこからWebマーケティング全体を戦略的に考える仕事がしたいという想いが強くなり、支援会社への入社を目指して転職活動を始めました。
──たくさんの支援会社がある中で、転職活動の軸やご自身にとって大切にしたポイントは何でしたか?
まだ経験が浅かったので「どれだけ早くチャレンジさせてもらえるか」をもっとも重視していました。支援会社はいくつも見ましたが、「LANYが一番それが叶う環境だ」と強く感じたんです。
話が前後してしまうのですが、実際にLANYに入社してすぐに先輩と「3か月でコンサルタントとして独り立ちするためのロードマップ」を一緒に作り、目標に向かって一歩ずつ進めていきました。そのとき「あのとき感じた直感は間違っていなかった」と思いました。
──LANYへの入社を決めた最終的な決め手を教えてください
決め手は大きく2つあります。
ひとつ目は、ミッション・ビジョンに共感したこと。 僕は「マーケティング全体を考え、クライアントが必要としているものを提案できる存在」になりたいという想いがあったので、LANYの目指す姿や支援スタイルに強く共感しました。
ふたつ目は、人の魅力です。 YouTubeを見ていた頃から「きっと良い人たちが集まっているんだろうな」と思っていましたが、実際に面接でお話したときその印象が確信に変わりました。
採用候補者である自分に対して社員のように真剣に向き合い、今後のキャリアパスを一緒に考えてくださったんです。 専門性だけでなく人としての魅力に強く惹かれて、「この人たちと一緒に働きたい」と強く思うようになりました。
手段に縛られず、成果へ

多角的に考える。それがこの仕事のおもしろさ
──現在どのような業務を担当していますか?
現在はSEOコンサルタントとして、クライアントのWebサイトの分析を軸に、課題解決のための施策提案と実行支援を担当しています。金融機関、美容クリニック、BPO企業、教育・学習塾など、業界は本当にさまざまです。
SEOコンサルティングが主軸ではありますが、SEOはあくまで手段。クライアントに成果を届けるために必要ならば、さまざまな施策を提案します。「この課題の本質は何か」「どんな打ち手が一番響くのか」を一緒に考える──そこがこの仕事のおもしろさです。
──根本さんの1日のスケジュールはどのような流れでしょうか?
大体下記のような流れです。

午前中に分析や戦略立案といった業務を対応し、午後はクライアントとの定例ミーティングが中心です。
クライアントにより良い成果を届けるためには、データ分析ツールを眺めるだけではなく、人の視点も借りる。マネージャーやメンバーに壁打ちをお願いし、多角的に考えることもいつも意識しています。
目的起点×横に立つ×社内配慮
──仕事をする上で、根本さんが大切にしていることは何でしょうか?
LANYのメンバーがよく口にする言葉ですが、まずは「目的起点で考えること」です。
「この業務は、誰のどんな行動を変えるためにあるのか?」「そもそも何を実現したくて自分はここにいるのか?」
そうした“なぜ”を問い直すことで、目の前の作業に意味づけができ、迷いなく進めることができます。目的が明確であればあるほど、仕事は自然と楽しくなると感じています。
次に大切にしているのが、「クライアントと同じ目線に立つこと」。
LANYではこれを“横に立つビリティ”と呼んでいて、クライアントの事業がより良いものになるように常に“同じ方向を見て進むこと”を意識しています。そのために、施策の意図や背景をできるだけ丁寧に共有し、「一緒に考える関係性」を当たり前にしたいと思っています。
そして3つめに「クライアントの社内事情にきちんと目を向けること」。
組織の中で異なる意見や優先順位がある場合も多いですが、どちらの考えも尊重しながら双方に納得感のある落としどころを一緒に探します。提案が採択されたあとに「今まで動かせなかった課題が、根本さんの提案で動いた」と言っていただけたときは、本当にうれしかったですね。
「根本派」が生まれた日──不安を行動で越えた
──これまでのお仕事の中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください
美容クリニックをご支援させていただいたときのエピソードです。
はじめての領域で、正直「期待に応えられるだろうか…」と不安がありました。そんなときマネージャーの林さんに、「わからないことをわからないままにせず、クライアントにどんどん教えてもらおう。そして、まずは自信を持つ。あとから結果はついてくるから。根本の強みを活かそう」と背中を押してもらったんです。
──そのアドバイスを受けて、どうしましたか?
ショートミーティングやチャットなど、クライアントとのコミュニケーション量を増やしました。
すると、しばらくしてからの提案の場で、先方から「僕は“根本派”でいきたい(意味:根本の提案に賛成)」と言っていただけるようになったんです。積み重ねが実を結び、“一緒に前へ進めている”と実感できた瞬間でした。
そこから「ぜひ今度クリニックにお越しください」と言っていただけるまでの関係になり、先日実際に訪問させていただきました。
院の雰囲気や外観・内装といった細部のこだわりを肌で感じ、クライアントがどれだけ真剣にサービスを提供されているかを改めて知ることができました。
クライアントに貢献するために、より一層力を尽くそう──そう心に決めています。
強くて優しいチームと、もう一歩先へ

トラブルに立ち上がる“対策チーム”
──LANYのカルチャーやメンバーについて、改めて感じていることを教えてください
LANYは全員でクライアントの成功に向かう会社だと実感しています。
象徴的だったのがトラブルが起きた夜のこと。まずい状況だと感じて不安なままマネージャーの林さん・牧野さん、セールスの浅井さん、コンサルタントの渡邉さんなど複数の方に連絡してしまったんです。 遅い時間なのに皆さんから「一緒に考えよう」「成長痛だから大丈夫」という温かいメッセージがすぐに返ってきて、翌朝にはそれぞれが情報と対策案を持ち寄った状態で集まってくれました。
画面越しでしたが、「対策チーム」がとにかくかっこよくて、本当に心強かったです。
──なぜ部門を超えて、そこまで素早く協力し合えるのだと思いますか?
「部署横断で肩を組み、全体最適を目指す」という行動指針(バリュー)と、クライアントの事業成長に力を尽くすという共通の目的があるからだと思います。そして、シンプルに強くて優しい人が集まっている。このカルチャーが日常の判断まで染み込んでいる。だからすぐに動けるんだと思います。
自分も誰かが困ったときに支えられるよう、もっと強いコンサルタントになりたい──そう思わせてくれる出来事でした。
【ご参考】LANYの「CULTURE BOOK」
手段を越えて、成果を設計する
──根本さんがこれからチャレンジしたいことや、目標を教えてください
Webマーケティングは変化が速く、求められることも日々変わります。
手段は固定せずに、SEOだけではなく広告やコンテンツ、そしてLLMOなど新しい技術も取り込みながら、マーケティング施策を柔軟に提案できる存在になりたいです。
最終的に目指すのは、同じ目線で、同じスピードで、意思決定を並走するインハウスのマーケターのような存在。根っこにあるのは、“とにかくクライアントに喜んでもらいたい”という気持ちです。そのために学び続けて成果に変える。LANYでその循環をもっと強くしていきます。
未来の仲間へ

変化を楽しみ、“なぜ”を問い続ける人が活躍する
──根本さんが考える、LANYで活躍できるのはどのような方だと思いますか?
新しいことにまず手を伸ばせる人。そして、物事に疑問を持ち、その疑問を解ける人です。クライアントに合った打ち手は状況で変わるので「手段は固定せず、最短で効く一手」を選べる人が活躍します。
その土台になるのが問題解決力です。「どこが問題か」「なぜそうなっているか」「次に何を試すか」。仮説→検証→学びの流れをきちんと組み立てられれば、領域が変わっても通用します。
LANYはその思考を実戦で磨ける環境。変化を楽しめる人ほど、伸び方も速いと感じています。
「仕事がめちゃくちゃ楽しくなる」環境で一緒に挑もう

──最後に、未来の候補者へのメッセージをお願いします!
LANYは、圧倒的に成長できる環境が整っています。
僕自身、「何のために働くのか」を胸に入社しましたが、いまはクライアントの喜びが自分の喜びになっています。だから毎日が楽しい。胸を張って言えるのは、LANYに入社すれば「仕事がめちゃくちゃ楽しくなる」ということです。
キャリアに迷っている方、「働くって楽しい」と本気で思いたい方は、まずはLANYのメンバーとカジュアルにお話しましょう。きっと「自分もここで活躍できるかもしれない」「前に進めるかもしれない」と思えるはずです。
ぜひ“強くて優しい人たち”が集まるLANYで、一緒に挑戦しましょう。
LANYとランチしませんか?
LANYメンバーとランチを食べながらカジュアルにお話しましょう!
■場所:新宿周辺
■時間:1時間程度
■人数:1対1 〜 3対3など柔軟に
■内容:SEO, AI検索, キャリア, 業界話...etc(堅苦しくなく友達になるでも◎)
いろんな方とお話したいです!ぜひお気軽にお誘いください!
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