【COOインタビュー】「強さと優しさの両立を目指して」──LANY COO・市川さんが語る、企業運営を支える実行力

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創業初期から"組織の要"として会社を支えてきたLANYのCOO・市川さん(@_matchable )。前回のインタビューから約2年半が経過し、この間にLANYは正社員が30人を超える規模に拡大しました。その成長の裏には、市川さんが地道に積み重ねてきた強固な「骨組み」があります。

以前は、目の前の業務に取り組み、自ら手を動かす立場だった市川さん。しかし、今では、会社の中長期的な戦略を描き、メンバーが最高のパフォーマンスを発揮できる環境作りに徹する役割へと進化しています。それでも、創業当初から大切にしてきたLANYの価値観は今も変わらず息づいており、それがLANYらしさや強さを支え続けています。

このインタビューでは、市川さんが2年半の歩みを振り返りながら、これからのLANYについて語ります。“強くて優しい組織”を目指して、これからのLANYはどんな進化を遂げ、どこへ向かおうとしているのか──その想いを、じっくりと掘り下げていきます。

3人で立ち上げたLANYが、本気で成長を目指して「組織」を作り始めた

──前回のインタビューから約2年半が経過しました。これまでを振り返っていただき、どのような変化がありましたか?

この2年半で、LANYには大きく3つの変化がありました。

まずひとつ目は、会社として本気で事業成長を目指し始めたことです。創業メンバーである竹内・浅井・市川の3人でやっていた頃は、「Alldrop」というノンアルコールビールの輸入販売事業などにも手を広げていて、「とにかく、おもしろそうなことをやってみよう」そんな感覚で会社が成り立っていました。

ただ、あるとき「このままだと社会に与えられるインパクトが限られてしまう」と気づき、事業の「選択と集中」に舵を切ることにしました。我々の得意分野であるコンサルティングとコンテンツ制作に絞って、より大きな成長を目指すフェーズに移ったわけです。

2つ目は、正社員の採用を始めたことです。それまでは大学生インターンやパートスタッフ中心の体制だったのですが、はじめて正社員を迎えたことで「雇用=責任」だとより一層実感しました。Slackチャンネルや共有ドライブの設計、規定・マニュアルの整備といった「人を迎え入れる体制作り」に本腰を入れたのもこの頃からです。

また、このタイミングでBizOps(Business Operations)も構築しました。BizOpsは、代表の竹内に依存していた属人的な業務を、誰もが同じレベルで高品質なサービスとして提供できるよう、再現性のある“型”に落とし込む仕組みです。現在、これがLANYの屋台骨のひとつとなっています。

そして3つ目は組織の急拡大です。この頃から事業の成長角度を上げ、2024年3月までは9人程度だった正社員が、半年経たずに30人規模に。当然、マネジメントや組織設計の必要性が一気に高まりました。「10人未満と30人では、会社のゲームルールがまったく違う」その気づきが、組織の土台を根本から見直すきっかけとなったのです。

目の前の仕事から、まだ見ぬ未来の設計へ

LANY市川



──2年半のLANYの変化について伺いましたが、市川さんの社内での役割や仕事の時間の使い方はどのように変わりましたか? 

当時の僕の役割を一言で言うなら、「会社でやるべきことから、竹内・浅井がやることを引いた残り」をすべて担当していました。コンテンツマーケティングの立ち上げから、顧客管理・販売管理の仕組み作り、契約書のレビューや請求書の発行、そして採用まで。手探りでしたが、とにかくやるしかなかった。

図らずも、前職の経験がいまの仕事の土台になっています。
カメラメーカーのマーケティング部署で、世界の市場に向けて、各国・地域のマーケティングのディレクションを行いながら、物流・在庫管理やプライシングの最適化、グローバルな受発注システム開発の社内PM、UI翻訳などを担っていました。

今の業務に直接関連しているわけではありませんが、幅広い業務に抵抗なく取り組める基盤になっています。何より、一つひとつの業務が最終的に売上につながることを理解できた貴重な経験でした。

以前は目の前の業務にひたすら取り組んでいましたが、現在は視点を変えて、中長期の未来を見据えて考えるようになりました。具体的には、竹内が示す目標地点に向けて、進むべき道筋を設計することです。中長期的な目標を明確にし、事業計画やKPI設計で進行方向を描きます。そのためには、必要な体制を整え、それぞれの役割を明確に定義することが重要です。組織構造や目標設定、評価制度を運用し、全員が自分の役割を理解し、協力し合える環境を作ります。

また、部門横断的な業務フローや基幹業務の仕組みを設計し、組織全体が効率的に機能するようサポートします。これらを実現するためには、障壁を取り除くことが欠かせません。

LANYの事業は竹内をはじめメンバーがリードしてくれているので、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるように仕組み作りや、課題設定、解決策の提案、リソース配分を細かく微調整し続けること。それが、今の僕の役割だと考えています。

言葉は変われど、想いは変わらず。LANYを支える“価値観の軸”

LANY市川

──ここまで、会社そして市川さん自身の変化について伺いました。一方で「これは変わらなかったな」「あえて変えなかったな」ということはありますか? 

創業当初から大切にしている価値観(バリュー)は変えていないです。先日、改めて当時のメモを読み返してみたんですが、めっちゃダサくて(笑)。

LANYの創業は2020年10月9日です。半年ほど経った頃にまとめた初期のバリューは、「大人の部活」「美意識を持つ」「ダサいことをしない」「勝ち方にこだわる」「スマートに泥臭く」・・・・・・といったものでした。

2年目には、その内容を少し構造的に整理して、3つの視点で再定義しました。ひとつ目は「目」。つまり、どんな視座と視野を持つか。自分がどのポジションから物事を見ているか、影響範囲をどこまで広げているか。次に「頭と身体」。これは、MPとHPの使い方です。MPは考え抜く力、HPはやり抜く力のことです。最後に「ハート」。どんな気持ちで仲間やチームと向き合うか。本音で理解し合い、思いやりを持って動く。そしてユーザーやクライアントのために、まず自分が与えるという姿勢を大切にしています。

2024年には、この価値観をさらに進化させました。
まずは、「SumaDoro(スマートに泥臭く)」。LANYの造語で、「スマートに考え、泥臭く行動することで、最短最速で本質的な成果を出す」という意味です。最も効果的な戦略を導き出すためには「スマートに考えること」と、それを実行に移すための「泥臭くやり抜くこと」の両方が不可欠です。

次に、「Charm(想像力と愛)」。クライアントや社内外のステークホルダーと「想像力と愛」を持って向き合い、「一緒に働くのが楽しい」と愛されるチャーミングな集団を目指しています。温かいつながりの中で、関わるすべての人々と共に価値を共創していく。それが、LANYの強さと魅力の源だと信じています。

最後に、「Happy Triangle(三方よし)」。LANY、クライアント、社会(ユーザー)の3者の「ハッピー」が実現されることが真の成功であり、持続可能な価値創造だと考えています。誰かの不利益や犠牲の上に成り立つ成功ではなく、全員にとってフェアで誠実な関係を築くことが、我々の仕事です。

LANY「CULTURE BOOK」LANTのバリュー

このように、表現は少しずつ変えてきましたが、大切にしている価値観は一貫しています。

──LANYの価値観に惹かれて集まる仲間も多いと思います。価値観を組織に浸透させるために意識していることはありますか?

価値観を言語化するだけではなく、それを組織にどう根付かせるかを考えています。その取り組みのひとつが、「CULTURE BOOKの作成です。バリューは定義して終わりではなく、日々の業務のなかで実際に使われてこそ意味がある。しかし、実際には「掲げた言葉」と「現場での行動」の間にギャップが生まれることもあります。

だから、より具体的な行動レベルにまで落とし込む必要があると感じ、「この状況でどう考え、どう動くか」をできるだけわかりやすく明文化するようにしています。

最終的には、メンバー一人ひとりが自分の判断や行動がLANYの価値観に合っているかを確認できる状態をつくること。日常のコミュニケーションや意思決定が、自然とバリューに沿って実践できるような環境にしたいんです。今後も言葉そのものはアップデートしていくかもしれませんが、LANYの根本にある価値観の軸は変わりません。

「価値あるモノを、インデックスさせる」——ミッションに込めた想いとは

──2年半ぶりのインタビューということで、改めてミッションに込めた想いを伺えますか?

LANYのミッションである「価値あるモノを、インデックスさせる」とは、端的に言えば“適切なプロダクトやサービスを、適切な人に届ける”という意味です。我々がご支援しているクライアントの事業が前に進み、その先にいるエンドユーザーも豊かになることが最終目標だと考えています。

ミッションの構想は、「言葉の響き」から考え始めました。ミッションの中身については、これまで竹内と「我々が目指すべき姿」や「何が幸せか」を常々議論していたので、大枠の方向性はすでに自分の中で固まっていました。その上で、SEO事業に関連する単語と動詞を組み合わせたくて、近所のお風呂屋さんで毎週のように無限に連想していたんです。「うまいこと言いたい」みたいな遊び心が根底にあって(笑)。

LANY市川

その結果、検索エンジンの仕組みである「URLの中身を解析し、Googleが価値があると判断したものをデータベースに登録(インデックス)する」というプロセスから、「〇〇をインデックスさせる」という言葉が出てきて、じゃあ何をインデックスさせるのか考えて「価値」だと思いました。

──言葉が生まれたときのエピソードは初耳でした!「価値をインデックスさせたい」と感じたきっかけは何でしたか?

「価値」という言葉に引っかかったのは、社会人1年目のことでした。当時、自分を含めて、みんなが日々の消費や比較で疲弊しているように見えていました。金曜は久しぶりに集まった友人や同期とお酒を飲んでストレスを発散して、月曜は重たい足取りで会社に向かう。そうしたサイクルの中で、「ちゃんと自分と向き合えている人って、どれくらいいるんだろう」と疑問を持ち、この消費中心の生活がもったいないと感じたんです。

数年前、まだLANYを副業でやっていたときに、約1年間の断酒をしたんですよ。「起業するためには、この売上が必要。売上目標を達成していないのに、お酒を飲んでいる自分たちダサくない?」と。

それからはノンアルコールビールを飲むようになり、そのあとも仕事をして。酔っていないから効率も変わらず、普通に仕事ができるんですよね。そんな日常を過ごすうちに「前に進んでいるな」と思える瞬間が増えた。「消費するだけの生活から解放されて、精神的に豊かになれた」というか、「誰かと比べるのではなく、自分にとって意味がある行動をとっている実感」というか・・・・・・。そのとき、消費ではない価値を捉えた瞬間だったと思います。

LANY「Alldrop」

すでに事業から撤退していますが、ノンアルコールビール事業のミッションは「一杯のノンアルコールビールで、一歩を踏み出すきっかけを与え、前に進み続ける一滴のエネルギーを注ぐ」、ビジョンは「人生の消費から解放し、人々の心を豊かにする」でした。

LANY「Alldrop」

「価値」の定義って、人それぞれ違っていて良いと考えています。プロダクトやサービスだけでなく、「人」自身も価値ある存在です。「人生が豊かになっていること」──それもひとつの「インデックスされている状態」だと僕は思っていて、そういう人が増えたらめっちゃ良いなって思うんですよね。

この想いは組織作りにもつながっています。不得意なことばかりやっていると、どうしても心も体も消費してしまう。だからこそ、一人ひとりが強みを活かせる領域や、やりがいを感じられる組織をつくっていきたいですね。

「人の変化に気づける力」が強み——組織作りに必要な人間観察力

LANY──「組織作り」という言葉が出ましたが、市川さんはどのような組織をつくっていきたいと考えていますか?

強くて優しい組織です。僕はその組織の土台をつくる立場にいるので、組織作りで何を大切にしているかをお話しできればと思います。

まず、最優先は顧客への価値提供の最大化と、メンバーの能力が最大限発揮される環境作りです。前提として、顧客に最大の価値を届けられなければ、事業が成長せず、メンバーにも成長の機会を提供できません。その上で、メンバーが能力を最大限に発揮するには、自分の強みややりがいを感じる業務を理解することと、その強みが活きる業務設計が不可欠です。

自分の強みを見つけるには、まずはできる限り多種多様な仕事を実際に経験して、自分で振り返ったり、他の人に気づかせてもらうことが必要です。そのために兼業や異動も柔軟に取り入れ、1on1などで振り返りや気づきの機会を提供しています。

創業当初から、複数人で“強みを活かす”ということを意識して仕事を割り振ってきたので、人の強みに対する解像度はある程度高く持てていると思います。

業務の設計では分業体制を導入し、各人の強みが活きるような状態を目指しています。たとえば、営業のアポ獲得から受注までひとりで一気通貫で行うのではなく、自分でなくてもできる業務は標準化して切り出したり、得意ではない領域は横串で他のメンバーに任せたり。

分業にすることで業務の標準化や調整、役割の定義や評価などが難しくなりますが、BizOpsなどこれまでの経験を活かして、潤滑に回るような構造にしています。

価値あるものをインデックスさせるべく、全員が同じ方向を向いていけるように、これからも社内の仕組みや環境を整えていきたいです。

“最悪”を想像しながら“最良”をつくる——脳内避難訓練としての経営

LANY市川

──ここからは「経営」にフォーカスしてお聞きします。経営の何に「おもしろさ」を感じますか?

正直に言うと、まだまだ経験がないに等しいので自分が経営について語ることはおこがましいと思うのですが・・・・・・

無限に難しい問題が降ってくること自体、おもしろいです。ありえないぐらい複雑な問題が絶え間なく現れるのですが、新しいことに取り組むことと、問題を解くのが好きな自分には一生飽きない仕事です。LANYでは「スピード感のある事業成長」と、我々が大切にしている「“美意識”を持った支援(グレーなアクションは取らない)」という両輪を同時に追う難しさにやりがいを感じています。

そして、竹内が「これをやりたい」「ここを目指したい」と立てた旗に、向かうにはどうすればいいのか。分解して優先順位をつけて淡々と合理的に取り組む。大きなボールもあれば、すぐに投げ返せる小さなボールもあります。それを見極めて処理していくのは、性に合っています。

──一方で「経営って難しいな」と感じるのは、どんなときですか?

「全員がハッピーな状態」や「会社が盤石な状態」は絶対にないことですね。常に目の前にいる人に関する小さな不公平さや、さまざまなリスクが存在する。今ではそういう状態にもだいぶ慣れましたが、それが当初はきつかった。何かを目指すには、何かを捨てなくてはならない。その判断も難しいですね。

さらに、僕は常に最悪のシナリオを想定しながら行動しています。「もし重大なインシデントで売上が落ちたら、社員の給料を払えるのか」「代表の竹内に何かあったら会社はどうなるのか」──そういったリスクを“脳内避難訓練”のように日々シミュレーションし、検証しています。立場上、常にリスクを考える責任がありますから。

──どのような経営者になりたいと思っていますか?

僕が思い描く理想の経営者像は、「会社の持続的な成長を見据えつつ、状況に応じて自分の役割を柔軟に変えながら、バランスを取り続けられる人」。

会社は、一番弱い部分に全体の成長曲線が引っ張られるものです。たとえば、マーケティングやセールスが強くてもデリバリー体制が弱ければ、どうしても会社のトップラインはその低い部分で出力されてしまいます。だからこそ、短期・中長期の時間軸や事業・組織など、全体を俯瞰してボトルネックを早期に見極めて補うことが肝心です。

僕は、LANYを「強くて優しい組織」にしたいと本気で思っています。経営者としてまだまだ未熟な部分も多いですが、これからも地に足をつけて、誠実に向き合い続けていきたいと思っています。

「誰と働くか」で、会社は変わる──LANYの採用戦略と人材観

LANY

──これからもっとLANYが成長するためには、新しい仲間に加わっていただく必要があると思います。どういう方と出会いたいですか?未来を見据えた採用プランを教えてください。

採用に対する考え方は、ここ最近で大きく変化しました。これまでの約5年間は「自分たちでなんとかする」というスタンスで、手の届く範囲・考えられる範囲でやってきました。

ただ、今後さらに事業を拡大していくうえでは、自分たちが経験したことのない領域にも踏み込む必要がある。だからこそ、これからの中途採用では「スーパーな人材」に仲間になってもらい、その方々を起点に新しい事業を立ち上げることを視野に入れています。自分たちだけでは辿り着けなかった場所へ行ける気がするし、新しい景色も見えるんじゃないかと感じています。

──2025年になってから新卒採用に本格参入されました。この狙いはなんですか?

新卒採用は、“未来のLANYをつくる人”を育てるためのチャレンジです。

我々が目指しているのは、クライアントの事業を総合的に伸ばせるご支援をすること。そのためには、ある程度の専門性を持ちつつも、オールラウンドに活躍できるメンバーが必要です。

ただ、そういう人は中途市場には少なく、採用のハードルも非常に高い。だからこそ、新卒から育てていく方が現実的だと判断しました。もちろん、いきなり全部できる必要はありません。まずはひとつの領域を深く経験し、そこから徐々に幅を広げていってほしい。そしていつか、事業を立ち上げて成長させられる存在になってくれたらと考えています。

さらに「社内に新しい"変数"を加えたい」という狙いもあります。どんな組織でも、ある程度の時間が経つと良くも悪くも定数化します。そこに新卒の方が加わることで、組織全体に良い緊張感が生まれる。他のメンバーにとっても良い刺激になりますし、「この年齢でこんなことできるんだ」という新しい基準が組織に持ち込まれることもある。その“変数”が組織の空気を活性化することを期待しています。

LANYの“次の一歩”を、一緒に踏み出してくれる方へ

LANY MVPメンバー菅原・原と竹内・市川2025年3月末の総会 MVPの菅原・原と竹内・市川

──市川さんの目線で、どんな方に入社してほしいと思いますか?もしくは、どんな方なら活躍していただけそうですか?

まず大前提として、LANYのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)に共感していただけることが大切だと思います。

そのうえで、自身の成長やキャリアに対して、適切にベクトルを向けられる方と一緒に働けたらうれしいです。LANYは今、未知の領域に挑戦できる機会が多くある環境です。「ゼロから何かを始めてみたい方」や「これまでの経験が通用するか腕試ししたい方」などは合うと思います。

それから、「強さ」と「優しさ」の両方を持ち合わせていてほしいです。ミッションに共感していただくことはすごく素敵だと思うんですけど、それを現実のものにしていくためには、強さが必要なんです。優しいだけでは、組織も事業も前には進めないですから。

LANY市川

──最後に、未来のメンバーにメッセージをお願いします

LANYが目指す「強くて優しい社会」を実現するための組織作りは、まだ進行中です。

曖昧なことをそのままにせず、都度立ち止まって言語化し、仕組みにしていく。その過程におもしろさを感じられる人にとっては、フィットする環境だと思います。

一方で、求められることの抽象度や裁量が高いぶん、自分で問いを立て、自分で動く姿勢は必要になります。もちろん最初から完璧である必要はありませんが、試行錯誤を楽しめること、そして自分の成長に向き合えることは大事にしたいです。

我々が掲げているミッション「価値あるモノを、インデックスさせる」は、何か大きな理想を語りたいというより、日々の仕事や行動がちゃんと“意味を持つこと”を大切にしたいという想いから生まれました。

強くて優しいチームで、誰かの背中を押せるような仕事を、少しずつでも積み重ねていきたい。その先に、自分たちなりのかたちで「社会を少しだけよくする」ことができたらと思っています。

そんな未来を、共につくっていける仲間と出会えることを楽しみにしています。

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担当メンバー 市川 昌俊

株式会社シグマに新卒で入社し、海外の10以上の国・地域を対象にデジタルカメラ・レンズのマーケティング業務を担当。その後、株式会社LANYを創業。COOとして、LANYの持続的な成長に向けた事業基盤の強化を担い、中長期戦略の策定から組織運営、業務執行体制の構築までを統括。

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