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SEOにおける検索順位ごとのクリック率(CTR)を紹介 - サーチコンソールで課題を特定し改善する方法

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目次

検索順位を1位上昇させるのは至難の技です。

しかし、検索順位ではなく、クリック率(CTR)を3%改善するのはそこまで難しくはありません。

多くのサイト運営者が「順位を上げること」に悪戦苦闘しているように思えますが、順位を上げる目的は「CTR」を上昇させ、SEO流入数を増やすことであるはずです。

順位を上げる目的

主目的はクリック率(CTR)を上げることにもかかわらず、なぜクリック率改善は行わないのでしょうか。多くのサイト運営者はCTRを軽視しすぎている気がします。

クリック率(CTR)が上がれば、トラフィックが増え、その分だけ売上も上がります。また、他の施策と比較してもコスパが良く効果が出やすい改善施策です。

本記事では、200社を超えるSEOコンサルティングを実施してきた私が、検索順位とクリック率の関係性を解説します。


この記事でわかること
  • 検索順位とクリック率の関係
  • 想定クリック率を算出する方法
  • クリック率を改善する方法

弊社独自の検索順位のクリック率を改善する方法を詳しい手順で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

(動画の方が実際にどのようにGoogleサーチコンソールやスプレッドシートを操作するかがわかりやすいかと思うのでおすすめです)

 

検索順位におけるクリック率(CTR)とは「クリック数÷検索結果画面の表示回数

検索順位のクリック率とは「Googleなどで検索した時に出た検索結果画面の記事の表示回数に対して、検索ユーザーがクリックした割合のこと」です。

クリック率は、下記の方程式によって算出されます。

クリック率 (CTR)= クリック数 ÷ 検索結果画面の表示回数×100(%)

たとえば、記事が検索結果に100回表示され、5回クリックされた場合のクリック率は「5÷100×100(%)=5%」になります。

クリック率は、重要な指標であるにも関わらず、割と軽視されがちです。

SEOおたく
クリック率はあくまでも順位と相関する「結果指標」であると思われていて、直接的にクリック率を上げるという思考に至りづらいためでしょう

検索順位とクリック率が強い相関を持つのは間違いないのですが、もっとクリック率そのものに向き合っても良いと思っています。

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seoにおける検索順位とクリック率(CTR)の関係と関連データ

下記のグラフは、seoClarityが7,500億回以上のインプレッションと300億回以上のクリックの検索結果を分析して算出した、日本の順位ごとの平均クリック率(CTR)です。

1位のCTRは13.94%で、2位になるとCTRが7.52%になり、1位と2位ではCTRが2倍近く変わってくることがわかります。

3位以下のCTRは5%を切っており、1位のCTRと4倍以上の差が開きます。

検索順位クリック率(CTR)
113.94%
27.52%
34.68%
43.91%
52.98%
62.42%
72.06%
81.78%
91.46%
101.32%
検索順位とCTRの基準値

引用:2021 CTR Research Study(seoClarity)

多くのSEO担当者は、このような平均CTRを照準にして改善活動を実施していきます。

しかし昨今のSEO事情を考えると、検索クエリごとに検索結果画面のUIは大きく異なり、平均CTRが異常に高かったり、低かったりするクエリの領域も存在します。

Google広告が検索結果に出ていることで平均クリック率(CTR)が低くなっているデータ

例えば、Google広告が検索結果画面に表出している際は、以下のような順位ごとのCTRになっています。CTR for google ads

<検索結果にリスティング広告が差し込まれた場合の検索順位とCTRの関係>
検索順位クリック率(CTR)
118.9%
28.8%
36.3%
45.1%
54.5%
63.5%
72.7%
82.3%
92.0%
101.8%
リスティング広告がある際の検索順位とCTRの基準値

Google広告が表示された場合は、平均のCTRよりも1位のCTRが大幅に低いことがわかります。

このように、検索結果画面の状況によって順位ごとのCTRは大きく変わります。


SEOおたく
CTRの平均値だけを信じて分析をしていくと、課題を見落としてしまう可能性が高いでしょう。

だからこそ、自サイトの実データを利用してCTRのコンディションを見極めましょう。

Googleサーチコンソールとスプレッドシートを利用して5〜10分で完了する作業のため、ぜひこの記事を見ながら取り組んでみてください。

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動画のスニペットが差し込まれたことでクリック率(CTR)が落ちたデータ

他の例を出すと、下のグラフは検索結果画面に「動画」のスニペットが差し込まれる割合の推移です。

MOZ SERP Feature「動画」の枠の動向

上記のように「動画」が差し込まれることでたとえオーガニック検索で上位が取れていたとしてもクリック率が低くなるケースがあります。

Googleサーチコンソールを利用して想定クリック率を算出する方法

順位ごとのCTRは、下記のような変数によって大きく異なってきます。

  • クエリ特性
  • リスティング広告の表出率や数

たとえば、「鍵を無くしてすぐに業者を呼びたい」といった緊急性の高いクエリであれば、1位のCTRが非常に高くなり、2位以下のページはほとんど見られないかもしれません。

逆に、「渋谷の美味しいイタリアンレストランを知りたい」といった比較検討クエリであれば、より多くのサイトを閲覧しながら比較検討する方も多いため、2位以下であってもCTRはそれなりに高い場合もあるでしょう。

つまり、サイトごとに順位ごとに目指すべきCTRの平均値は異なります。よって、Googleサーチコンソールを用いて、自サイトの検索結果経由のCTRを求めましょう。

求めたCTRの使い道としては、下記2点があります。

  • CTRが平均より低いページを特定し、改善する
  • サイトの目標設計に利用する

まずは、どのようにCTRを求めるのかをご説明できればと思います。

今回は、Search Analytics for SheetsというGoogleサーチコンソールの全量データを抽出できるスプレッドシートのアドオンを利用して説明します。

それでは各ステップごとに画像を利用しながら解説します。

Step①:Search Analytics for Sheetsをインストールする

Search Analytics for Sheets」のページを開きます。

その中にある青色の「インストール」ボタンをクリックします。

search analytics for sheetsのインストール

インストールを押すと、以下のモーダルが表示されるので[続行]を押してインストールを開始します。
インストール準備

Step②:Search Analytics for Sheetsを起動しAPIリクエストを投げる

新規のGoogleスプレッドシートを開きます。

上部の「アドオン」の箇所にある「Search Analytics for Sheets」の「Open Slidebar」をクリックします。

Open Slidebarをクリック

スライドバーが開いたら、分析するサイトと期間を入力し、グループ指定の箇所に「Query」と「Page」を入れます。

Request Dataを押下

準備が整ったら「Request Data」を押下してスプレッドシートがデータ抽出するのを待ちます。

抽出が終わると下記のようにデータが吐き出されます。

抽出後データの吐き出し

Step③:散布図とトレンドラインを描画する

CTRとPositionの箇所でグラフを作成します。(挿入 > グラフ)

CTRとPositionの箇所でグラフを作成

※縦軸と横軸のラベルが逆になっていました・・・正しくは、横軸が順位、縦軸が掲載順位です

グラフの種類を「散布図」、X軸を「掲載順位(Rank)」、系列を「CTR」にします。

「カスタマイズ」タブで、トレンドラインにチェックを入れ、グラフ種類は「対数」にします。

トレンドラインの色を見やすいものに変更

少し散布図の見た目もきれいにするために、トレンドラインの色を見やすいものに変更するのと、ポイントサイズを少し小さくします。

ラベルは「方程式を使用」に変更します。(後ほど、ここの方程式を利用します)

方程式を使用

最終的に、下記のような散布図が完成します。

検索順位とクリック率の関係をGoogleサーチコンソールの実データから出す

Step④:想定クリック率を算出する

掲載順位(Position)の隣の列に方程式を入れます。先ほど、グラフのカスタマイズでラベルにしたものです。下記の例で言えば「0.407 + -0.169 ln x」の箇所です。

想定クリック率を算出

「x」は、左の掲載順位のセルを参照します。

方程式を入れたら、セルの一番下まで引っ張って列全体を計算します。これで、自サイトの順位ごとの想定CTRが算出できました。

想定CTRを利用して、CTR改善すべき箇所の特定をする

上記のStepの続きから、CTRを改善すべき箇所を特定していきましょう。

Step⑤:CTRの実データと、想定CTRを比較する

想定CTRの隣の列に、if文を入れて(下記スクショ参考)、実際のCTRと想定CTRの解離を確認します。

実CTR ≧ 想定CTRであれば「問題なし」、実CTR<想定CTRであれば「改善余地あり」などと出力して、改善余地のある箇所を特定します。

改善余地のある箇所を特定

ここでは、平均より高いか低いかだけの簡単なフィルタリングですが、実CTRと想定CTRの乖離幅の大きい順に並べ直して優先度を付けてみたりしても面白いかと思います。

Googleサーチコンソールを使った他のSEO改善方法や具体的な成功事例は下記記事で解説しているので、こちらも合わせて読んでみてください。

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検索結果画面のクリック率(CTR)を改善する方法

クリック率の改善で現在できる施策には下記3つがあります。

検索結果画面で目立っており、検索意図を満たすことができる(関連性が高い)と期待できることが重要です。

本質的な概念を抑えつつ、テストをすることが大事ですが、小手先のテクニックでも検索結果からのクリック率を上げることは可能ですので、いくつか具体的な方法をご紹介します。

①タイトル/メタディスクリプションを変更する

1つ目のクリック率の改善方法は「タイトル/メタディスクリプションを変更すること」です。

クリック率の高いタイトルメタディスクリプションは次の3つの特徴があります。

特徴概要
目立つこと・数字を入れる
・キラーフレーズを入れる
・CTRが7倍に!?魅力的なタイトルを付ける13個のコツ!
・【2021年のSEO対策】71サイトのコンサルで見えた、14個の効果的な施策
・間違いだらけの
・知らないと損をする
期待できること・ベネフィットを入れる・1000曲をポケットに(ipod)
・暮らすように旅する(AirBnB)
・サードプレイス(スターバックスコーヒー)
関連性が高いこと・関連KWを入れる・「評判」:「口コミ」「退会」「登録」

とくに「ベネフィットを入れる」というのは効果的なクリック率改善です。

効果的なベネフィットを考えるうえでおすすめなのが、検索意図を深堀って想定読者の潜在ニーズに刺さるタイトル・メタディスクリプションを作ることです。

検索意図の深堀方法については、「CV数6倍!検索意図を深掘って高品質な記事を作る方法」の記事に具体的な深掘りのやり方が書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、タイトルやディスクリプションの調整施策は、下記のお役立ち資料に詳しく実行方法が書かれているので、合わせて参考にしてみてください。

TDH調整施策の具体事例

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②更新日を最新にする

2つ目のクリック率の改善方法は「更新日を最新にすること」です。

検索結果画面では、更新日は下記のように表示されます。


更新日

「SEO」と検索した時の検索結果画面

たとえば、更新日が下記の表示の記事が並んでいた時に検索ユーザーは直感的にどちらをクリックすると思うでしょう。

  • 2018/01/01
  • 2022/10/01

当然「なるべく最新の情報が知りたい!」と思うユーザーは多いので「2022/10/01」の記事をクリックすると考えられます。

そのため、定期的に記事を更新して更新日を最新にしてあげることが重要です。

ただし、記事の中身のコンテンツを変えずに「更新日だけを最新にする」と、検索順位が急激に落ちる事例があったので注意が必要です。


SEOおたく
ただし、記事の中身のコンテンツを変えずに「更新日だけを最新にする」と、検索順位が急激に落ちる事例があったので注意が必要です。

記事の更新の重要性や具体的な手順は下記記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。

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③構造化データを実装する

3つ目のクリック率の改善方法は「構造化データを実装すること」です。

端的にいうと構造化データとは「Googleにコンテンツ内容を適切に読み取ってもらうためのデータ」です。

構造化データとは、ページに関する情報を提供し、そのコンテンツ(たとえば、レシピページの場合は材料、加熱時間と加熱温度、カロリーなど)を分類するために標準化されたデータ形式です。


構造化データの仕組みについて

実際の検索結果画面では「構造化データ」は下記のように表示されます。

構造化データ表示

「リクルートエージェント 評判」と検索した時の検索結果画面

構造化データを実装することで「検索ユーザーの検索結果画面に対する自社のコンテンツが占める割合」が大きくなるため、クリック率が上がるのです。

構造化データは、Schema.orgにある構造化データ用のタグを利用することで記述できます。

例に出した構造化データは「FAQ構造化データ」で、他にも種類があるので「検索ギャラリーを見る」を参考に実装できそうなのを探してみてください。

なお、詳細な記述方法は下記の記事でも詳細に解説しておりますのであわせてお読みください。

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④ファビコンを調整する

検索結果にサイトのロゴとして表示されているものをファビコンと呼びます。

ファビコンは、サイトごとに設定することができます。

ブランド認知が高い企業やサービス等であれば、そのファビコンのおかげでクリック率を押し上げることが可能です。ご自身の検索行動を振り返っても、飲食店について調べる際に「新宿 居酒屋」等で調べるものの、見たいサイトは潜在的に決まっており、サイト名やファビコンで探してしまうこともあるのではないでしょうか。

多くの検索結果面でファビコンを見せ続けることで、逆説的にサイトの認知も上がっていきますし、サイトの認知が上がっていけば、クリック率も上がっていくので、ファビコンは狙いを持って確実に設定しましょう。


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想定クリック率を用いて、サイトのSEO目標を決める方法

SEOの目標設計をする際には、サイトの目的から因数分解をして、手触り感のある指標まで落とし込むことが重要です。

サイトの場合は、CV(コンバージョン)が最終目的となるため、下記のような因数分解で考えます。

CVの分解式

各指標は、下記のように出すのがおすすめです。

  • CVR → 実データ or リスティングデータ or 勘
  • impression → SEOツールでの検索ボリューム
  • CTR(クリック率)→ 今回のように実データから出す

CVRについては、すでにコンバージョンが発生していたりリスティング広告を回していればその実データを使うべきです。それがない場合には悩んでいても仕方ないので、山勘でいきましょう。

検索ボリュームは、各種SEOツールで簡単に算出できます。クリック率については、今回の実データを利用しましょう。

対策KWごとに検索結果等を見て、自サイトならどれくらいの順位に行けそうか、いきたいかの「想定MAX順位」を決めることができれば、方程式で想定CV数を算出できます。

SEO目標シートの作成方法や戦略立案方法は下記記事で解説しているので、解像度の高い目標を立てたい方はぜひ参考にしてください。

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クリック率(CTR)が上がると、検索順位が上がるのか?

私個人の経験的には、クリック率が上がると、検索順位は上がると考えています。

なぜなら、クリック率や直帰率などのユーザー行動がGoogleのアルゴリズムに組み込まれていると考えられるからです。

実際、2017年あたりからユーザーの検索行動がアルゴリズムに組み込まれているのではないかと言われ始め、クリック率や直帰率、滞在時間を改善するSXO施策も流行しました。

また、2024年上旬に、Googleの検索アルゴリズムの内容が一部リークに近い状態になったこともありましたが、その際には "Navboost" と呼ばれる検索結果でのクリック率を検索順位の決定に利用しているといったような内容も出ていました。

Navboostとは、簡単に言えば、検索結果で積極的にクリックされるページは、その検索キーワードの検索意図を満たしている可能性が高いと考え、上位表示させる力学が働くようなシステムです。

SEOに取り組んでいると、本当に効果があるのかどうかわからない指標も多く出会いますが、クリック率に関しては、それなりに確度が高いのと、順位が上がらなかったとしても、単純にクリック数が増えるメリットがあるため、積極的に改善をしていくことをお勧めします。

検索順位とクリック率の関係のまとめ

SEOクリック率は軽視されがちですが、順位を上げるのと同等のインパクトがあり、本来的には本気で取り組むべき指標です。

本記事で紹介した内容は、5〜10分で作業自体は完了しますので、ぜひやってみてください。

クリック率を改善することで、直接的にも間接的にも大きなメリットが教授できます。

  • 直接:トラフィックの増大
  • 間接:順位を上げる(因果は証明され切れていない)

CTR改善にかかる工数はそこまで大きくないのと、トレードオフのある施策ではないので、ぜひ一度正面から向き合ってみることをおすすめします。

SEOで検索順位を上げるために抑えるべき観点と具体的な施策については下記記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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担当メンバー 竹内 渓太

株式会社リクルートホールディングスにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間デジタルマーケティングに従事。大規模サイトのSEOを中心に、デジタル広告運用やB2Bマーケティングなど多種多様な業務を経験。その後、株式会社LANYを創業し、Webメディア・サービスサイト・データベース型サイトなど幅広いモデルのSEO改善をプレイヤーとしてサポート。現在もプレイヤーとして多くの企業のSEOコンサルティングに取り組んでいる。

X・YouTubeチャンネルで「SEOおたく」としても情報発信中。著書『強いSEO』『強いBtoBマーケティング』『強いLLMO』(エムディエヌコーポレーション)出版。

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