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【2023年3月】Googleコアアルゴリズムアップデートが到来

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2023年3月15日に、Googleコアアルゴリズムアップデートがリリースされました。

前回のコアアルゴリズムアップデートが、2022年9月だったので約半年ぶりのリリースです。

ロールアウト完了までは約2週間かかるため、現時点ではまだ動きもほとんどなく、これから検索結果が少しずつ変動していく段階です。

本記事では、2023年3月のGoogleコアアルゴリズムアップデートの傾向と対策について書いていければと思います。検索結果の変動を見ながら追記修正していきますので、ぜひ定期的に確認してみてください。

 

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2022年後半から現在までのGoogleのアップデートについて

前回のコアアルゴリズムアップデートから今回のコアアルゴリズムアップデートの間には、下記のアップデートが行われてきました。

  • 2022年9月:プロダクトレビューアップデート
  • 2022年10月:リンクスパムアップデート
  • 2022年12月:ヘルプフルコンテンツアップデート
  • 2022年12月:リンクスパムアップデート
  • 2023年2月:プロダクトレビューアップデート
商品レビューアップデートとヘルプフルコンテンツアップデートについては、別の記事でまとめていますのでそちらも合わせて参考にしてみてください。

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ここ半年の傾向を見るに、「コンテンツの品質」を評価しようとする動きのアップデートが多いように感じます。

プロダクトレビューアップデートで、商品レビューに関するコンテンツの品質を細かく評価しようとしていたり、ヘルプフルコンテンツアップデートで低品質コンテンツを保有するサイトを落とそうとするなどの動きが見られました。

2023年3月のコアアルゴリズムアップデートがどのような動きになるかはわかりませんが、個人的には「コンテンツ品質」に重きを置くようなアルゴリズムになるのではないかと予想しています。というかちょっと願っています。

ここ数年は、ドメインや運営元の評価といったE-E-A-T評価の高いドメインが検索結果を占有しているケースが多く、ドメイン貸しやリダイレクトスパムなどが横行していました。

SEOを生業とする身からすると、一人のユーザーの視点から見てもより良い検索結果とは呼べないと思っていましたし、一人のSEO担当者の視点からだと正しく真っ当なSEOの戦いが行われているようには思えていませんでした。

また時代背景としても、Chat GPTやBing AIチャット、notion AIなどのAIライティングツールが光の速さで成長を遂げており、中品質のコンテンツであれば、労力をかけずとも誰でもかける時代がすぐそこまできています。

そんな時代になった際に、ドメインや運営元にあまりにも大きな評価比重を置いていたのでは、効率よく生成された中品質なコンテンツで検索結果が埋め尽くされてしまいかねません。

そうなれば、Googleを利用する検索者が徐々に減るもしくは他のプラットフォームに移っていってしまうでしょう。

SEOおたく
そうならないためにも、2018年8月以前のようなより高度なアルゴリズムでコンテンツの品質を見極めるようなターンが来てもいいのではないかと思っています(というか願っています)

※無料お役立ち資料:「レビューアップデートから読み解く、高品質なコンテンツ作成の手法」をダウンロードする>>こちらから

2022年9月のコアアルゴリズムアップデートの振り返り

LANYでは、2022年9月のコアアルゴリズムアップデートを下記のように分析していました。

ドメインのテーマ性(Knowクエリ/Doクエリなどのテーマ性)が重視されるようになったり、独自性を持たないコンテンツが評価下落しているような傾向が見て取れました。

特に独自性については、9月のアップデート以降のGoogleの動きを見ても間違いなく評価の比重を置きたい項目なのではないかと思います。

前回のアップデートで個人的に興味深かったサイトが、歌詞系のサイトが軒並み順位を落とし、音楽プレイヤー側のサイト(Spotifyなど)が評価を上げていた中で、唯一生き残ったgeneus.comというサイトです。

多くの歌詞サイトが、歌詞情報 + アーティストなどの周辺情報程度しか掲載していないのに対して、genius.comは歌詞にまつわるちょっとしたエピソードなどを多く載せており、独自性の高いコンテンツを生成していました。

その結果、前回のアップデートでも歌詞系のサイト群の中で唯一と言っていいレベルでの順位上昇をしていたため、コンテンツの向かうべき方向性として非常に参考になりました。

今回のアップデートでこのような独自性のあるサイトがどうなるかはまだ分かりませんが、注視してみていきたいと思います。

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まとめ

3月15日にリリースされた2023年Googleコアアルゴリズムアップデートについてまとめてきました。

現時点では、リリース直後なので具体的な動きや傾向は見えていませんが、今後LANY内で細かく分析をしていって、傾向や対策方針が見えてきたらお伝えしていければと思います。

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担当メンバー 竹内 渓太

株式会社リクルートホールディングスにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間デジタルマーケティングに従事。大規模サイトのSEOを中心に、デジタル広告運用やB2Bマーケティングなど多種多様な業務を経験。その後、株式会社LANYを創業し、Webメディア・サービスサイト・データベース型サイトなど幅広いモデルのSEO改善をプレイヤーとしてサポート。現在もプレイヤーとして多くの企業のSEOコンサルティングに取り組んでいる。

X・YouTubeチャンネルで「SEOおたく」としても情報発信中。著書『強いSEO』『強いBtoBマーケティング』『強いLLMO』(エムディエヌコーポレーション)出版。

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