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コンテンツマーケティングの費用対効果とは?高めるコツや成功事例を紹介

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目次

費用対効果とは、商品やサービスの製造・販売・管理などにかかったコストに対し、どれくらいの成果が得られたかを示す指標です。

コンテンツマーケティングの投資額に対する利益率の算出にも使用されます。

しかし、コンテンツマーケティングは認知拡大やブランディングなど、成果を可視化しにくいものもあるため、費用対効果の算出方法や、費用対効果の高め方がわからない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、コンテンツマーケティングの費用対効果を高めるコツや計測・評価方法、費用対効果を高めて成功した企業の事例を解説します。

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コンテンツマーケティングの費用対効果を算出すべき理由

コンテンツマーケティングの費用対効果を算出すべきケースとして、コンテンツマーケティングに取り組むかどうかの判断基準にする時はもちろん、事業や部署ごとの予算配分を決定する際の説得材料として用いる時が挙げられます。

投資額に対して創出できる利益の比率が高く、会社全体の利益に対してより貢献してくれることが明らかなプロジェクトであれば、まとまった予算を確保しやすいのが一般的です。

しかし、コンテンツマーケティングは成果が出るまで一定の時間を要します。ミニマムな予算からスタートし、翌年度以降予算の額を大きくしたいと考えても、定量的な成果を提示できないことで「予算を割いても意味がないのでは」と経営陣に判断されることもあるでしょう。実際に予算縮小やコンテンツマーケティングの取り組み自体が中止になることも少なくありません。

そこで判断材料として最適なデータが、費用対効果の概算です。コンテンツマーケティングでは初期費用や継続的な制作費用、それらのコストを回収するのにかかる期間に加え、成果が出始めた後に期待できる成果をそれぞれ試算することで、おおよその費用対効果を予め把握することができます。

そのため、社内の理解がなかなか得られない場合には、費用対効果のシミュレーション結果を提示した上での説得がおすすめです。定量的なデータがあれば、成果が出ていない初期フェーズこそ継続的なコンテンツ制作に専念できる環境を整備する必要があり、予算をしっかり確保することで長期的には費用対効果が高い施策になることを提示できます。


なお、費用対効果の高さ以外にも、BtoB企業がコンテンツマーケティングをやるべき理由をまとめたホワイトペーパーを無料で配布しております。これからコンテンツマーケティングに取り組みたいと考えているものの、社内の理解を得るのに苦労している担当者の方や、コンテンツマーケティングの必要性に疑問を感じている方はぜひダウンロードし、貴社のマーケティング戦略の方針策定にお役立てください。

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費用対効果(ROI)とは?ROASとの違い

費用対効果(ROI:Return on investment)とは、商品やサービスの製造・販売・管理などにかかったコストに対する成果を指します。一方、似た指標にROAS(Return on Advertising Spend)という広告費用対効果を測る指標があります。

2つの指標の違いは以下のとおりです。


費用対効果(ROI)
広告費用対効果(ROAS)
特徴
商品やサービスにかかった金額
(コスト)に対する利益の割合
広告活動にかかった金額
(コスト)に対する売上額
計算式
ROI=(投資による利益/投資額)
✕100
ROAS=(広告による売上/広告費)
✕100

たとえば、マーケティング施策に100万円を投資して150万円の収益が出た場合、ROIは以下のように算出します。

投資による利益=収益-投資額=150万円-100万円=50万円
ROI=(投資による利益/投資額)✕100=(50万円/100万円)✕100=50%

この場合、投資額に対して50%の利益が得られたことを意味します。

ROIとROASの大きな違いは、ROIは商品やサービス販売全般、ROASは広告活動を対象としている点です。コンテンツマーケティングはそもそも広告施策ではないことに加え、施策の成果は認知拡大や集客数の増加、成約数の増加など多岐に渡って影響を及ぼすため、複合的な要素を包括して算出するROIに当てはめて考えるのが一般的です。

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コンテンツマーケティングの費用対効果を算出する前に知っておきたいこと

コンテンツマーケティングの費用対効果を算出する前に知っておくべきことは3つあります。

  • 一定以上の費用をかけないと効果が出てこない
  • コンテンツ量が増えると効果が出やすくなる
  • 他のマーケティング施策よりも低コストで費用対効果が高い

算出した額が適正かどうか、正しく理解する上で大切なことですので、確認しておきましょう。

一定以上の費用をかけないと効果が出てこない

コンテンツマーケティングで成果を出すには、成果が出るまで一定以上の費用をかける必要があります。コンテンツマーケティングは「自社の資産形成」の性質が強く、費用を投資するほど、良質なコンテンツ制作を継続できます。

費用削減に気を取られすぎると、成果創出につながらない低品質なコンテンツが出来上がってしまい、結果的に費用対効果は悪くなるため注意が必要です。

長期的な視点を持ち、先行投資としてコンテンツ制作に費用をかけ続けることで、あるタイミングから指数関数的に成果が表れます。成果が出るターニングポイントまで、ユーザーにとって価値あるコンテンツを粘り強く投稿し続けることが重要です。

なお、コンテンツ制作の費用対効果を高めたい場合は、実績豊富な企業に外注するのも一つの選択肢です。インハウスで制作するよりも費用は高額になりますが、その分豊富なノウハウと経験に基づいて制作してもらえます。結果、インハウスで作るよりも短期間で高い成果を創出できる可能性が高くなり、費用対効果が改善されることもあります。

LANYでも記事作成代行ホワイトペーパー制作代行といった各種コンテンツの制作を支援しておりますのでお気軽にご相談ください。

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コンテンツ量が増えると効果が出やすくなる

コンテンツマーケティングは、コンテンツ数が増えるほど成果につながるという特徴があります。継続的にコンテンツを投稿するとユーザーの目に触れる機会が増え、集客につながるためです。

有益な発信でユーザー満足度を高められたら、商品・サービスの売上やリード獲得につながる可能性が高まります。

コンテンツマーケティングは、コンテンツの投稿・更新を継続することで、将来の顧客となりうるユーザーを集客・育成できます。

他のマーケティング施策よりも低コストで費用対効果が高い

コンテンツマーケティングは、低コストで始められるうえに費用対効果が高いマーケティング手法です。

リスティング広告やリターゲティング広告は、投資額に応じた成果が短期間で出やすいというメリットはありますが、広告を出し続ける限り費用が発生します。つまり、定常的な集客経路として広告を選択するのは、高額な予算を確保できる大企業でないと現実的ではありません。

一方、コンテンツマーケティングは自社でコンテンツを制作する場合、費用がかかるのは人件費やドメイン、サーバー程度です。外注する場合は外注費用も発生しますが、一度制作したコンテンツは自社の資産として蓄積されます。そして、Web上でコンテンツを公開している限り、追加費用が発生することなく継続的に集客できます。

以下は、コンテンツマーケティングとリスティング広告の施策期間に対する集客数を示した図です。

ご覧の通り、長期的に見るとコンテンツを資産化したほうが、集客数は伸びる傾向にあります。

ただし、オウンドメディアを運営する場合は、立ち上げ直後における費用対効果の計測が難しいため、注意が必要です。特に、Googleが新しいサイトのコンテンツを認識し、評価するまでには一定の時間が必要です。そのため、まとまった数のユーザーが自然検索からオウンドメディアを訪れるようになり、成果に結びつくまでの時間を考慮した上で費用対効果を算出しなければなりません。

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コンテンツマーケティングの費用対効果の計測・評価方法

コンテンツマーケティングの費用対効果(ROI)は、前述のとおり以下の計算式で求められます。

費用対効果(ROI)=(利益/投資額)✕100

費用対効果の「費用」と「効果」は具体的に何を指すのか、以下より詳しく解説します。

コンテンツマーケティングの「費用」とは

費用とは、コンテンツマーケティングにかかったコスト全般を指します。

たとえば、オウンドメディアの制作および運用を内製する場合は

  • 人件費
  • ドメイン取得費
  • サーバー保守費
  • CMS導入費

が最低限発生し、人件費を除けば数万円ほどで済みます。

外注の場合、上記の費用に加え

  • オウンドメディア制作費用
  • SEO記事制作費用
  • SEOコンサルティング費用

が必要になります。

上記費用の具体的な相場については「コンテンツマーケティングの運用にかかる費用相場の例」で詳しく解説します。

コンテンツマーケティングの「効果」とは

コンテンツマーケティングで期待できる効果は多岐に渡る分、施策を行う目的によって効果測定に用いる指標も変わるため、自社内で予め追うべき指標を定義する必要があります。

目的別に考えられる指標の例は以下のとおりです。

目的
効果を測る指標の一例
顧客リストを集めたい
リード獲得数
認知拡大のためコンテンツの視聴回数を増やしたいPV(Page View)数
商品・サービスの売上を増やしたい成約数

ただし、コンテンツマーケティングは他のマーケティング施策と相乗効果を生み出したり、認知拡大を主目的とした施策を通してブランディングが強化され、求人応募者が増えたりといった副次的効果を及ぼすことが往々にしてあります。

一つの指標だけで効果の良し悪しを判断せず、マーケティング施策全体を俯瞰するような視点を持つことで、正しく効果を評価できます。

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コンテンツマーケティングの運用にかかる費用相場の例

コンテンツマーケティングの運用にかかる費用の相場を、コンテンツの種類別に解説します。

  • オウンドメディア
  • SNS
  • ホワイトペーパー
  • YouTube

紹介するのはあくまで相場のため、制作を外注する際はまず見積りを依頼し、費用の内訳まで確認することを強くおすすめします。

オウンドメディア

オウンドメディアを運用する場合の費用相場は以下のとおりです。SEOコンサルを外注する場合の費用も含んでいます。

相場
サービス内容
100万~1,000万円
オウンドメディアの制作費
1万~5万円/月サーバー・ドメイン代
0~10万円/月CMS利用料
15万~100万円/月SEOコンサルティング代
5万~15万円/本SEO記事制作代

必ずしも上記すべての費用が発生するわけではありません。既存の自社サイトの中でブログを立ち上げる場合、さらに費用を削減できる可能性があります。

制作を外注する場合の費用相場は、依頼したい業務範囲によって異なります。

相場(月額)
サービス内容
目的
5~15万円/本
記事制作
(本数によって金額は上下)
記事コンテンツだけ
制作してほしい
5〜15万円/本
+
10万~30万円
・記事制作
・アクセス解析
記事制作を行いつつ正しく成果に
繋がっているかのアクセス解析
まで依頼したい
5〜15万円/本
+
15万~100万円
・記事制作
・アクセス解析
・コンサルティング
メディア運営の戦略設計から
実行支援まで丸ごとお願いしたい

外注する際は、自社でできる業務を明確にした上で、他社に依頼したい範囲を決めましょう。

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なお、外注はせず、自社でオウンドメディアの立ち上げや運営を検討している担当者向けに、【LANY式】オウンドメディアの運営メソッドをホワイトペーパーとしてご用意しております。社内体制や実務の考え方をまとめておりますので、ぜひダウンロードして施策推進にお役立てください。

【LANY式】オウンドメディアの運営メソッドはこちら>>

SNS

X(旧:Twitter)やInstagramなどのSNSは無料で始められるため、かかる費用は基本的に担当者の人件費のみです。

運用代行を依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。

相場(月額)
サービス内容
目的
5~30万円
投稿制作
※投稿本数によって前後
まずは低コストで運用したい
20万~50万円
・投稿制作
・ユーザーへの返信
・簡易的なレポートの作成
投稿へのコメントなどの
対応面も含めて運用してほしい
50万円~・投稿制作
・ユーザーへの返信
・戦略設計
・レポートの作成
・広告運用(広告費用は別途発生)
戦略設計や解析など
すべての業務をまとめて依頼したい

業務範囲だけでなく、投稿の頻度によっても相場が変わるため注意しましょう。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーの制作費は、一般的な内容だと5~10ページで10万〜20万円が相場です。

制作枚数・サービス内容ごとの費用相場は以下のとおりです。


デザイン調整
・デザイン調整
・ページ制作
・デザイン調整
・ページ制作
・集客施策
5~10枚
3~8万円
8~20万円
10~30万円
10~15枚
8~15万円
15~30万円
30~50万円
15~20枚
15~20万円
20~50万円
50~70万円
20枚以上
20万円~
50万円~
70万円~

外注した際の制作費は、業務範囲によって変わります。

デザイン調整やページ制作以外にも、ホワイトペーパーの制作には以下の業務も含まれることがあります。

  • 企画立案
  • 取材
  • 写真撮影
  • イラスト・図解作成
  • 動画作成
  • プレスリリース配信

見積もりや依頼を行う際は、任せたい業務を細かく指定しましょう。

LANYでは、ホワイトペーパー制作も請け負っておりますので、ご興味のある方はぜひ下記のサービスページをご確認くださいませ。

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YouTube

YouTube動画を自社で制作する場合、人件費や撮影機材、動画編集ソフトなどの費用が発生します。スマートフォンで撮影したり無料の編集ソフトを使ったりすると、コストを抑えられます。

外注する場合の制作費用相場は、以下のとおりです。

相場
サービス内容
約5万~10万円/本
社内で用意した企画に基づく動画制作を依頼する場合
・撮影
・編集
約10万~15万円/本
企画〜編集の制作工程一連を依頼する場合
・企画
・撮影
・編集
約30万~50万円/月
動画施策のコンサルティングを依頼する場合
・企画
・編集
・効果測定
・運用支援コンサルティング

この表はいずれも動画の長さは5〜10分、YouTube向け動画の制作を想定した額になっています。

動画制作の工程において最も手間がかかるのが「編集」で、動画制作を外注するケースでも撮影は自社で行うことが多いです。

動画をマーケティングに活用しているものの、思うような効果を実感していない場合は定常的なコンサルティングを依頼し、視聴回数や視聴時間、登録者数などの数値改善に取り組みます。

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コンテンツマーケティングの費用対効果を高めるコツ

コンテンツマーケティングの費用対効果を高めるコツは4つあります。

  • カスタマージャーニーを設計してからコンテンツを制作する
  • コンテンツの更新・調整を定期的に行う
  • コンテンツを継続して設計できる体制を構築する
  • 外注を検討する

上記の内容をぜひ実践して、費用対効果を高めましょう。

カスタマージャーニーを設計してからコンテンツを制作する

コンテンツを制作する前に、カスタマージャーニーマップを作成してユーザー視点の施策を考えましょう。

カスタマージャーニーマップとは、ユーザーが商品・サービスを知ってから、購入や継続利用に至るまでのプロセスを時系列順に整理した図です。時系列ごとにユーザー心理に沿った適切なコンテンツを配信してコミュニケーションを取ることで、成果が出やすくなります。

また、カスタマージャーニーマップをもとにプロジェクトチームでコンテンツの目的や施策を共有することで、全員が同じ方向性で業務を行えるメリットもあります。

コンテンツの更新・調整を定期的に行う

コンテンツ作成後も、定期的に内容を見直しましょう。一定時間が経過すると、コンテンツに含まれている情報が古くなることがあります。

また、「アクセス数が伸びない」「成約数が増えない」など成果が見られないコンテンツも見直して調整する必要があります。

市場ニーズを調査したり、競合他社のコンテンツを参考にしたりすることで、自社コンテンツに足りない要素や改善点が見えてきます。定期的に内容を精査しブラッシュアップするよう心がけましょう。

なお、オウンドメディアのコンテンツを見直し、改善する手法として主流のリライトについて、下記動画で詳しく解説しておりますのであわせてご覧ください。

コンテンツを継続して設計できる体制を構築する

費用対効果を高めるには、コンテンツを継続して設計できる体制の構築が欠かせません。ユーザーにとって価値あるコンテンツの制作を、無理なく続けられる仕組みを作りましょう。

仕組み作りの一環として、以下の方法があります。

  • マーケティング施策に必要な人材を十分な人数確保する
  • 誰でも同じ業務ができるようコンテンツ制作マニュアルを作る
  • 最初に発信した媒体と異なる場所でコンテンツを再利用する

コンテンツを継続してリリースするためにも、最適なオペレーションシステムを構築するための施策を考えましょう。

BtoBのコンテンツマーケティングにおけるオペレーションシステムの構築について、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

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また、以下の動画では、工数を最大限抑えてコンテンツを量産するためのコツを解説していますので、こちらもぜひご確認ください。

外注を検討する

自社リソースだけでコンテンツマーケティングを回せない場合は、外注を検討しましょう。費用はかかりますが、業務をある程度外部に委託することで、労力を抑えつつ高品質なコンテンツを継続して制作できます。

ただし、委託先を決める際は、企業もしくは個人の業務範囲や実績をしっかり確認しましょう。委託先が決まったあとも制作を丸投げするのではなく、コンテンツの内容や方向性について定期的なコミュニケーションが必要です。

LANYでは、オウンドメディア運用代行サービスを提供しています。お客様のメディアにメディア改善チームが入り、ご意見を伺いながら課題抽出から施策立案、施策実装までを一貫してサポートします。メディア運営にお困りの場合は、ぜひご相談ください。

サービス資料は下記よりダウンロードいただけます。

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費用対効果の高いコンテンツマーケティングの成功事例

コンテンツマーケティングを実施して、高い費用対効果を得られた5社の成功事例を紹介します。

  • 株式会社LANY
  • 株式会社マツリカ様
  • 株式会社LegalOn Technologies様
  • ビズメイツ株式会社様
  • 株式会社オールアバウト様

他の成功事例や成功するためのポイントについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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株式会社LANY

弊社LANYは、オウンドメディア・X(旧:Twitter)・メールマガジンなど、さまざまな媒体でコンテンツマーケティングを実施しています。なかでも、YouTubeの利用によって多くのユーザーにリーチできたと感じています。

YouTubeに代表される動画コンテンツは、短時間で多くの情報を伝えられる点がメリットです。テキストでわかりにくい情報を視覚的に伝えられたり、発信者の人となりも垣間見えたりするため、信頼を得られやすいでしょう。

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動画制作はほかの媒体以上に労力のかかる業務ですが、YouTubeを始めてからお問い合わせ件数も増え、新規のリード獲得に大きく貢献しています。

オウンドメディア・メルマガでもマーケティングに関するお役立ち情報を発信していますので、ぜひ確認してください。

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株式会社マツリカ様

株式会社マツリカ様は、LANYがコンテンツマーケティング施策を担当して、コンバージョン数やホットリード数を大きく伸ばすことに成功しました。

課題
オーガニック検索経由でリード獲得を伸ばしたい
提供プラン
コンテンツマーケティングの企画・立案
成果
もっとも悪かった時と比べてホットリード数が約150%増加

他社の成功事例にもとづき短期間で成果が出る施策を、スピード感をもって提案させていただきました。アクセス数や検索順位などわかりやすい成果だけでなく、売上につながるマーケティング施策を重視したことでリード獲得数が増加したと考えます。

マツリカ様の成功事例をより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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株式会社LegalOn Technologies様

株式会社LegalOn Technologies様は、LANYのSEOコンサルティングによって、短期間でコンバージョン数とセッション数の目標値を達成しました。

課題
・コラム記事から製品資料請求への導線の設計が弱かった
・個別記事単位でのSEO改善のリソースや知見が足りておらず、手詰まり感があった
提供プラン
SEOコンサルティング
成果
定量:
・目標のオーガニック経由コンバージョン数を約140%達成
・目標のオーガニック経由セッション数を約180%達成
定性:
・本プロジェクトを通して担当者のSEOスキルが上がった
・メディア改善のPDCAを任せることで、戦略やメディアの方向性などの上流工程により社内リソースを使えるようになった

課題に対する効果的な施策を優先的に実行して、LegalOn Technologies様のリソース削減を心がけました。可能な限り業務を巻き取りつつも、時には適材適所であえて施策をお任せしながらLegalOn Technologies様と同じ目線で進めた事例です。

LegalOn Technologies様の成功事例についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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ビズメイツ株式会社様

ビズメイツ株式会社様は、LANYの記事作成代行・SEOコンサルティングを利用し、セッション数を大きく伸ばすことに成功しました。

課題
・自社のオウンドメディアの運営リソースが枯渇していた
・コンテンツに親身に向き合ってくれる会社を探していた
提供プラン
記事作成代行・SEOコンサルティング
成果
オーガニック経由のセッション数が前年比約500%を実現

企業のポリシーを記事作成チーム全体で共有したうえで、記事を通してサービスの魅力を伝えるよう心がけました。また、施策や記事をただ打ち出すだけでなく、検証・改善を繰り返すことでセッション数を伸ばすことに成功した事例です。

ビズメイツ様の成功事例についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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株式会社オールアバウト様

株式会社オールアバウト様は、LANYがオウンドメディア運営を代行して、CV(コンバージョン)数やセッション数を大きく伸ばすことに成功しました。

課題
サービスを成長させるためマーケティング施策の量と質を上げたい
提供プラン
オウンドメディア運営代行
成果
・CV数:184%改善
・セッション数:161%改善

元々社内でSEOの知見があり、施策の成果も出ていたものの、メディアを「より大きく」伸ばすためにLANYにご依頼いただいた案件です。

コンサルティングではご要望のあったテクニカルSEOに注力。効果の見込める施策に優先度をつけて提案し、成果を最大化できるよう伴走いたしました。

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コンテンツマーケティングの費用対効果を高めましょう

コンテンツマーケティングにおける費用対効果とは、コンテンツに投じたコストに対してどれだけの利益があるかを確認できる重要な指標です。

費用対効果を高めるには、十分な投資を行い、コンテンツ制作を継続することが重要です。成果が出るまで時間はかかりますが、制作環境を整えながらユーザーの課題を解決する価値あるコンテンツを提供しましょう。

社内でコンテンツマーケティングに取り組むのがリソースやノウハウ面で難しいとお悩みであれば、ぜひLANYにご相談ください。

コンテンツマーケティングの「受け皿」として運営されることの多いオウンドメディアの支援実績が豊富で、課題に応じたご提案が可能です。

また、SEOコンサルティングを得意としており、その知見を生かした記事制作や成果につながるリライトの支援、各種コンテンツ制作代行も行っております。
解決したい課題や求めている成果に応じ、最適なプランをご提案した上で施策の実行まで伴走いたします。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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担当メンバー LANYブログ編集部

LANYブログは「SEOを中心とするデジタルマーケティングの情報を発信するブログ」です。一次情報に溢れた独自性のあるコンテンツと読者の方が何かしらのアクションが起こせる情報を執筆しています。

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監修者 竹内 渓太

株式会社リクルートホールディングスにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間デジタルマーケティングに従事。大規模サイトのSEOを中心に、デジタル広告運用やB2Bマーケティングなど多種多様な業務を経験。その後、株式会社LANYを創業し、Webメディア・サービスサイト・データベース型サイトなど幅広いモデルのSEO改善をプレイヤーとしてサポート。現在もプレイヤーとして多くの企業のSEOコンサルティングに取り組んでいる。

X・YouTubeチャンネルで「SEOおたく」としても情報発信中。著書『強いSEO』『強いBtoBマーケティング』『強いLLMO』(エムディエヌコーポレーション)出版。

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  • 検索意図の深掘りをするメリット
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  • 検索意図の深掘りの具体例
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