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Indeed PLUSに掲載されない原因とは?確認箇所やNG例、対処法を解説

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目次

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開催日時
2025年9月3日(水)12:00〜13:00

内容

  • 書類選考の属人化が招く非効率性
  • 「経験」だけでなく「伸びしろ」を見抜く、GPT活用による新しい評価基準
  • AIスクリーニング導入による選考通過率の向上と工数削減(事例解説)
  • Q&A

「Indeed PLUSに求人を出したのに、掲載表示されない...。」とお困りではありませんか?自社の求人が掲載されない問題を解決するためには、まず原因を特定し、適切な対応を行うことが重要です。

本記事では、Indeed PLUSに掲載されないときの原因から、確認箇所や掲載NGとなる求人票の例、具体的な対処方法について解説します。掲載再開までのプロセスを詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Indeed PLUSに掲載されない5つの原因

IndeedPlus

まずは、Indeed PLUSに求人が掲載されない原因について解説します。 考えられる主な原因は、以下のとおりです。

  • 掲載条件に達していない
  • 有料掲載の設定不備
  • 対象外の雇用・給与形態
  • 求人内容のポリシー違反
  • ATS連携エラーの可能性

掲載条件に達していない

Indeed PLUSに求人が掲載されないもっとも基本的な原因は、掲載条件を満たしていないことです。

Indeed PLUSは「求人配信プラットフォーム」として、国内主要求人サイト利用者の最大約7割にリーチできる強力なサービスですが、それだけに標準のIndeedよりも厳格な条件が設けられています。

具体的には、有料掲載(スポンサー求人)であることが大前提となり、無料掲載の求人は配信対象外です。また、求人情報の投稿方法も「Indeed直接投稿」、または「Indeed PLUS連携ATS経由」のいずれかに限定されています。

さらに、求人情報の内容も完全かつ具体的である必要があり、以下のような必須項目がすべて入力されていることが求められます。

  • 企業名
  • 所在地
  • 仕事内容
  • 給与
  • 勤務条件 など

これらの条件を満たしていない場合、標準のIndeedには掲載されても、Indeed PLUSの広範な連携サイトには配信されない点に注意しましょう。

有料掲載の設定不備

Indeed PLUSでは有料掲載(スポンサー求人)設定に問題がある場合も、連携サイトへの配信がされません。よくある不備の一つにクレジットカード情報の問題があります。

登録したクレジットカードの有効期限切れや、利用限度額の超過などの決済エラーがあると、広告掲載は即座に停止されます。とくに法人カードの場合は、他の経費決済と重なってしまい、予期せず限度額に達することもあるため注意しましょう。

つぎに、予算設定による問題です。日額予算やキャンペーン期間総予算が上限に達すると、自動的に掲載が停止されます。有料掲載が停止された後、自動的に無料掲載枠へ移行することもありますが、その場合は露出度や表示順位が大幅に低下します。

また、ATSを使用している場合、ATS側で有料掲載設定が正しく行われていないと、Indeed PLUSへの配信が行われないこともあります。これらの問題を防ぐには、Indeedの広告管理画面で、支払い状況や予算消化状況を定期的に確認することが重要です。

対象外の雇用・給与形態

Indeed PLUSでは、特定の雇用形態や給与形態を設定した求人は配信対象外になります。

サポートされない主な雇用形態としては、「業務委託」があります。これは契約内容の多様性や曖昧さから、標準化された配信システムには馴染みにくいためです。また、「有料職業紹介(人材紹介会社による求人)」も、原則として対象外とされています。

参考:Airワーク採用管理|Indeed PLUS連携サービスに掲載されない求人について

給与形態では、「完全歩合制」の求人は、対象外となる場合があります。これは求職者にとって収入の安定性が低いと見なされる可能性があるためです。

Airワーク採用管理などのATSを使用している場合、これらの条件に該当する求人は「Indeed PLUS連携サービスに掲載されていません」といったエラーメッセージが表示されます。

求人内容のポリシー違反

Indeedには厳格な掲載ポリシーがあり、これに違反する求人内容はIndeed PLUSにも掲載されません。これらのポリシーは、求職者の保護とプラットフォームの信頼性維持の観点から設けられています。

ポリシー違反となる表現は、以下のとおりです。

  • 差別的表現
  • 年齢制限(「20代の方限定」など)
  • 性別限定(「男性歓迎」「女性活躍中」など)
  • 国籍制限(「日本国籍の方に限る」など)

ポリシー違反を避けるためには、たとえば「30代活躍中」や「女性スタッフが多数活躍中」など、事実に基づく表現に変更しましょう。くわえて、「日本語での円滑なコミュニケーションが可能な方」など、職務遂行に必要な能力として記載することも推奨されます。

また、法令違反となる最低賃金を下回る給与設定や、求職者への費用負担要求(研修費など)も禁止されています。「1求人1職種1勤務地」の原則に反する複数の職種や、勤務地を1つの広告にまとめることも避けるべきです。

さらに、「誰でも簡単に高収入」などの誇大表現や、給与や勤務条件の詳細が不明確といった場合も、掲載拒否の原因となります。

参考:Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみよう

ATS連携エラーの可能性

採用管理システム(ATS)を利用してIndeed PLUSに求人を掲載している場合、ATS連携に問題があると、掲載不可になることがあります。

よくある問題としては、APIキーやアカウント情報に誤入力があるケースです。これらが正確に設定されていないと、データの送受信に支障をきたします。

また、ATS側の連携設定が「無効」になっていたり、使用しているATSのバージョンがIndeed PLUS連携に対応していないケースも考えられます。

さらに、Job Sync(求人同期)やIndeed Apply Sync(応募連携同期)、Disposition Sync(選考結果同期)といったデータ同期機能の設定不備も原因になります。

もし、これらの状況を確認しても問題解決に至らない場合は、ATS提供元のサポートへ問い合わせるのもひとつの手です。

参考:Indeed|採用管理システム(ATS)掲載基準

Indeed PLUSに掲載されない時の対処法6パターン

本章では、Indeed PLUSに求人が掲載されないときの対処方法について解説します。主なパターンは、以下のとおりです。

  • 管理画面の求人ステータスを確認する
  • エラー通知・アラートに従って対応する
  • ATSの設定・仕様を確認する
  • 求人票の必須項目を適切に入力する
  • 決済情報と予算を再確認する
  • Indeed運用代行会社を活用する

管理画面の求人ステータスを確認する

Indeed PLUSで求人が表示されない場合に、まず確認すべきなのがIndeedの採用企業向け管理画面(ダッシュボード)です。以下のように、各求人の現在のステータスが確認できます。

  • 審査中
  • 募集中
  • 休止中
  • 募集終了
  • 非掲載 など

「非掲載」となっている場合は、ポリシー違反や予算上限到達などの問題が発生している可能性が高いため、早急な対応が必要です。

「審査中」の場合は、通常数時間から最大72時間程度の審査時間を考慮する必要があります。

また、「応募者」タブも重要な情報源です。ここでは応募者の選考状況を確認できるため、応募が急に途絶えた場合などは掲載状況に問題が生じているサインかもしれません。

くわえて、求人のステータスを手動で「休止中」や「募集終了」に変更していないかも確認しましょう。自社で使用しているATSの画面だけでなく、必ずIndeed本体の管理画面も確認することが重要です。

ATSによっては、Indeed側の審査結果が完全に反映されていない場合もあります。確認する際は、もっとも信頼できる情報源であるIndeedの管理画面をチェックしましょう。

エラー通知・アラートに従って対応する

システムから送られてくるエラー通知やアラートメッセージは、Indeed PLUSの掲載問題を特定する上で重要な手がかりになります。これらのメッセージは、Indeedの管理画面やメール通知、または利用しているATS上に表示されます。

たとえば、「Indeed PLUS連携サービスに掲載されていません」というメッセージは、求人がIndeed PLUSの掲載条件を満たしていない可能性を示しています。一方で、「支払い情報に問題があります」と表示される場合は、クレジットカード情報の不備や決済エラーなどの問題が考えられます。

とくにAirワーク採用管理などのATSを使用している場合は、ATS独自のエラーコードやメッセージが表示されることもあります。エラーメッセージが表示されている場合は、内容に従って適切な対応を行いましょう。

もし、指示通りに修正しても問題が解決しない場合は、Indeedのサポートや利用しているATSのサポートに問い合わせるのがおすすめです。問い合わせの際は、エラーメッセージの文面を伝えることで、適切な回答が得られやすくなるでしょう。

ATSの設定・仕様を確認する

採用管理システム(ATS)を利用してIndeed PLUSに求人を掲載している場合、ATS側の設定を確認することが重要です。

まずATS内のIndeed連携設定画面で、APIキーやアカウント情報が正しく入力されているか、連携ステータスが「有効」になっているかを確認しましょう。

また、Job Sync(求人同期)やIndeed Apply Sync(応募連携)、Disposition Sync(選考結果同期)などのデータ同期機能も重要です。スクリーナー質問機能と選考結果データ連携機能が備わっているか、ATSのバージョンが最新かどうかも確認してください。

主なトラブルシューティングは、以下のとおりです。

  • ブラウザのキャッシュやクッキーの削除
  • 別ブラウザでの試行
  • ATSからの一度ログアウトと再ログイン など

技術的な問題が複雑な場合は、ATS提供元のテクニカルサポートに問い合わせることをおすすめします。サポートへの問い合わせ時には、使用しているATSのバージョンやエラーメッセージ、問題発生の経緯などを説明すると解決が早まります。

求人票の必須項目を適切に入力する

Indeed PLUSは求人票のフォーマットを標準化しており、すべての項目を漏れなく入力することが重要です。そのため、求人票の必須項目の確認も問題解決には欠かせません。

求人票に情報が正確かつ具体的に記載されているか、以下の必須項目を確認しましょう。

  • 企業情報
  • 職種名
  • 雇用形態
  • 勤務地
  • 給与情報
  • 勤務時間
  • 休日
  • 仕事内容

また、Jobcanなどの特定のATSを利用する場合は、給与関連項目がとくに重視されます。これらの必須項目をすべて適切に入力することで、Indeed PLUSのAIによるマッチング精度が向上し、掲載問題の解決につながります。

決済情報と予算を再確認する

Indeed PLUSの掲載が予期せず停止する原因として、決済情報の不備や予算上限の到達など、支払い関連の問題がよくあります。

まずは、Indeedの広告管理画面で登録しているクレジットカード情報を確認しましょう。有効期限が切れていないか、カード番号や名義人情報は正確か、決済エラーの通知がないかをチェックします。問題がある場合は、新しいカード情報に更新するか、別のカードを登録しましょう。

つぎに、予算設定の確認と調整を行います。日額予算やキャンペーン期間総予算の上限と現在の消化状況を確認し、予算上限に達している場合は必要に応じて予算を増額します。重要な求人については、費用対効果を考慮した予算配分を行うことも大切です。

未払い料金が発生している場合は、速やかに支払いを完了させ、今後の自動決済が正常に行われるように設定します。決済関連の問題による掲載停止を防ぐため、定期的な確認体制を構築することも有効です。

Indeed運用代行会社を活用する

より専門的な対応が必要な場合や、運用に関する人的リソースが不足している場合は、Indeed運用代行会社の活用もトラブル解決への選択肢です。運用代行会社は、Indeedの内部情報や最新動向に詳しく、効果的な対処法を提案してもらえる可能性があります。

Indeed運用代行会社を活用する主なメリットは、以下のとおりです。

  • 専門知識によるポリシー違反や掲載トラブルの予防
  • 採用担当者の負担軽減
  • 効率的な予算管理による採用コストの最適化
  • 採用ニーズの変動に柔軟に対応 など

また、信頼できるパートナーであるかを確認することも重要です。運用代行会社を選ぶ際は、以下の内容をあわせてチェックしておきましょう。

  • Indeed運用の実績や専門知識があるか(Indeed認定パートナーか)
  • 戦略立案から効果測定まで包括的なサービスを提供しているか
  • 定期的なレポート報告などの透明性の高い情報提供があるか
  • 明確で理解しやすい料金設定か など

最適なパートナーを選ぶことで、掲載トラブルを未然に防ぎながら、採用成果の最大化につなげられます。

従来のIndeedを運用するコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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Indeed PLUSで掲載NGになる求人票

Indeed PLUSで掲載拒否になる求人票は以下のとおりです。

  • 職種名の不適切な装飾
  • 差別・誤解を招く表現
  • 求人と無関係な情報の記載
  • 最低賃金・待遇面が不正確
  • 求職者へ費用負担の要求

職種名の不適切な装飾

Indeed PLUSでは、職種名の表記ルールが厳格に定められており、これに違反すると掲載されません。

職種名の適切な記載方法をまとめた表は、以下のとおりです。

  
項目適切でない記載(NG例)望ましい記載(OK例)

記号・感嘆符・条件の混入

★急募★未経験OK!レストランのキッチンスタッフ

洋食レストランのキッチンスタッフ

給与情報の混入

【高時給】データ入力スタッフ

IT企業のデータ入力事務

採用状況の混入

☆オープニング募集☆販売員

百貨店の販売スタッフ

たとえば、「★急募★未経験OK!レストランのキッチンスタッフ」のように、記号や感嘆符を使用したり、本来は求人内容に記載すべき条件を職種名に含めたりすることはNGです。

また、「【高時給】データ入力スタッフ」のように給与情報を混ぜたり、「☆オープニング募集☆販売員」のように採用状況を入れたりするのも避けるべきです。

Indeedは検索エンジンとして機能するため、職種名はシンプルかつ明確であることが求められます。適切な記載例としては、「洋食レストランのキッチンスタッフ」や「IT企業のデータ入力事務」、「百貨店の販売スタッフ」のように、「業種+職種」の形式にするのが理想的です。

未経験歓迎や高時給などのアピールポイントは、職種名ではなく「求人票の本文」や「求人キャッチコピー欄」に記載しましょう。適切に記載することで、求人情報がIndeedのアルゴリズムに適切に分類され、求職者もより仕事内容を理解しやすくなります。

差別・誤解を招く表現

差別的な表現や誤解を招く内容が含まれている場合も、掲載拒否となります。とくに年齢や性別、国籍に関する制限は、厳しくチェックされます。

適切でない表現(NG例)と望ましい表現(OK例)を項目ごとにまとめた表は、以下のとおりです。

  
項目適切でない表現(NG例)望ましい表現(OK例)

年齢

20代の若手歓迎

20代活躍中、若手活躍中

性別

男性のみ、営業マン、主婦歓迎

営業職、営業スタッフ、ご家庭と両立しやすい環境

国籍

日本国籍の方に限る

日本語での円滑なコミュニケーションが可能な方

誇大表現

誰でも簡単に高収入、夢のような職場

具体的な業務内容や実績に基づく給与例を記載する

たとえば「20代の若手歓迎」という表現は、年齢差別と判断される可能性があります。一方で、「20代活躍中」のように事実に基づく表現であれば問題ありません。また、「男性のみ」や「営業マン」といった性別を限定する表現も避けるべきです。「営業職」や「営業スタッフ」のように中立的な表現を使用します。

「日本国籍の方に限る」といった国籍の制限もNGです。業務上に必要なスキルとして、「日本語での円滑なコミュニケーションが可能な方」のように言い換えるのが望ましいでしょう。くわえて、「誰でも簡単に高収入」や「夢のような職場」といった、客観的で根拠のない誇大表現も避けましょう。

差別的でない、事実に基づいた正確な情報を提供することが、求職者に対し信頼感を与えることににつながります。

求人と無関係な情報の記載

Indeed PLUSでは、求人情報と直接関係のない内容を掲載するとポリシー違反となります。Indeedは「求人情報のみ」を掲載するためのプラットフォームであり、それ以外の情報は別の手段で発信すべきです。

たとえば、会社説明会の告知や研修コースの案内、フランチャイズ募集やビジネスパートナー募集といった内容は求人に無関係と判断されます。

また、Indeed PLUSでは、一部の職種や業種が掲載不可、もしくは制限の対象となっています。具体的には、法的・倫理的な理由による制限として、以下に該当する仕事は掲載できません。

  • 違法または有害な仕事
  • 公序良俗に反する業務
  • 「闇バイト」などの違法行為に関わる仕事

また、業態による制限としては、以下も対象外です。

  • 成人向けや性的な商品・サービスに関わる職種
  • 治験(人体実験)の被験者募集
  • 覆面調査員(ミステリーショッパー)の募集
  • マルチレベルマーケティング関連の職種
  • ポイント払いなど金銭以外で報酬を支給する業務

さらに、以下のような、求人としての適切でない募集も掲載できません。

  • 雇用主名が非公開の求人
  • 制服代や研修費用など求職者に費用負担を求める仕事

とくにIndeed PLUS特有の制限として、業務委託形態の仕事や有料職業紹介も対象外となる場合があります。掲載が制限される職種の募集を検討している場合は、事前にIndeedサポートに問い合わせるか、代替手段を検討するとよいでしょう。

最低賃金・待遇面が不正確

Indeed PLUSでは、給与や待遇に関する情報が不正確・不透明であると掲載が拒否されます。まず、都道府県別の最低賃金を下回る法令違反の時給設定はNGです。

また「給与応相談」のみの記載や、実際には支払われる最低額が異なるにも関わらず「月給20万円可能」とだけ記載するケースも問題です。「月給20~30万円スタート」のように、実際に支払われる最低額と上限額を明確に示しましょう。

固定残業代を含む場合は、対象となる時間数や計算方法も具体的に記載する必要があります。待遇面に日数や取得条件を明記しないことや、「社会保険完備」と記載しながら実際には一部の保険に加入させるなど、不透明な表現は避けなければなりません。

給与や待遇情報は求職者が応募を判断する上でもっとも重要な要素の一つであり、透明性と正確性が求められます。適切な情報開示は企業の信頼性向上にもつながり、ミスマッチによる早期離職も防げます。

求職者へ費用負担の要求

Indeed PLUSでは、応募・採用プロセスにおいて、求職者に費用負担を求める内容を含む求人票は厳格に禁止されています。該当する主な内容は、以下のとおりです。

  • 応募手数料や登録料の要求
  • 採用前・採用時の研修費用の徴収
  • 制服代や備品代の請求
  • ツールや機材の購入義務付け など

また「入社時に○万円のデポジット(保証金)が必要」や「研修期間中は給与なし」、「試用期間は無給」や「○○商品を○個販売することが条件」といった条件も不適切です。「マニュアル代」や「テキスト代」など、様々な名目での費用徴収も認められていません。

これらは求職者保護の観点から不適切であると判断され、信頼性の低い採用と見なされます。詐欺的行為やマルチ商法の手法として悪用されることもあるため、Indeed PLUSではとくに厳しく審査されます。

制服や備品が必要な場合は、「制服貸与」「備品支給」など、企業側が費用を負担することを明記しましょう。研修や教育にかかるコストも、基本的には企業側の投資として位置づけるべきです。

Indeed PLUSの求人掲載に関するよくある質問

本章では、Indeed PLUSの求人掲載に関するよくある疑問について紹介します。

  • 求人情報以外の募集は可能?
  • 採用企業側で検索結果を操作できる?

求人情報以外の募集は可能?

Indeed PLUSでは、原則として求人情報以外の募集やコンテンツを掲載することはできません。Indeedは「求人情報のみ」を掲載するためのプラットフォームであり、それ以外の目的での利用はポリシー違反となります。

たとえば、以下のような情報は掲載できません。

  • 採用選考プロセスの一部ではない一般的な会社説明会の告知
  • 採用と直接関連しない研修コース・教育プログラムの案内
  • 展示会やイベントへの来場者募集といったイベント・セミナー関連の情報

またビジネス関連として、以下のような募集も対象外です。

  • フランチャイズ加盟店の募集
  • ビジネスパートナー募集
  • マルチ商法やネットワークビジネスへの勧誘
  • 投資やビジネス機会の案内 など

さらに企業PRや商品・サービスの宣伝、特定のサービスやプログラム利用者の募集、ボランティアや非営利活動参加者の募集といった、広告・宣伝関連のコンテンツも禁止されています。

これらの情報を発信したい場合は、自社のウェブサイトやSNS、イベント専門サイトなど、目的に合った適切なプラットフォームを活用しましょう。

採用企業側で検索順位を操作できる?

Indeedは検索エンジンとして機能しており、独自のアルゴリズムに基づいて検索結果を表示します。このアルゴリズムは、求職者にもっとも関連性の高い求人を表示することを目的としており、特定の広告主が直接操作することはできません。

しかし、間接的に表示順位を高める方法はあります。検索結果と配信効果を向上させる主な要素としては、まず有料掲載(スポンサー求人)があります。無料掲載よりも上位に表示される可能性が高まり、適切なクリック単価を設定すれば露出機会が増加します。なお、Indeed PLUSでは有料掲載が必須条件です。

つぎに、求人票の品質と関連性も重要です。職種名を適切に設定し、求職者が検索しそうな関連キーワードを自然な形で本文に含め、給与や勤務条件、福利厚生などの情報を詳細に記入することで関連性スコアが向上します。

また、求人のパフォーマンス指標(クリック率、応募率など)やアカウントの信頼性(継続的な掲載履歴、ポリシー遵守、応募者への対応など)も、長期的には評価に影響する可能性があるでしょう。

従来のIndeedで上位表示させるための方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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まとめ

Indeed PLUSで自社の求人が掲載されない問題は、原因を特定し対処することで、多くの場合で解決できます。考えられる主な原因は、以下のとおりです。

  • 掲載条件の未達
  • 有料設定の不備
  • 求人内容のポリシー違反

本記事で解説した掲載されない場合の確認箇所や対処法を参考に、トラブルを未然に防ましょう。

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※本記事の制作には生成AIを活用していますが、編集者によってファクトチェックや編集をしています。また、掲載している画像はすべてデザイナーが制作したものです。

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監修者 安藤 貴康

株式会社リクルート出身で1,000社超の採用支援を経験。多業界で人事責任者を歴任し、マーケティングの知見を活かして成果と再現性のある採用体制を構築。経営や事業の全体像を踏まえた戦略設計に加え、採用広報・選考設計・定着支援から人材育成・人事制度まで一貫して支援。

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