CV数が前年同月比で最大172%に。SEO勉強会で「良い記事」の共通見解が根付いた事例|ベンチャーサポート税理士法人様
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CV数が前年同月比で最大172%に。SEO勉強会で「良い記事」の共通見解が根付いた事例|ベンチャーサポート税理士法人様

目次

ベンチャーサポート税理士法人様は、会社設立や起業家支援を強みとする税理士法人です。会社設立相続税などの分野でサイトを運営しています。

同法人は、運営する「会社設立」と「相続税」の2つのサイトで、数年にわたりオーガニック流入が減少していたことに加え、改善に必要なナレッジが不足しているという課題を抱えていました。そこで、改善の方法を整理し、実行まで支えてくれるパートナーを求め、LANYへSEOコンサルティングをご依頼いただきました。

LANYは、サイトにおけるディレクトリ構造の整理や内部リンクの再設計、CTAの改善に加えて、SEO記事の作り方をお伝えするコンテンツ勉強会も実施。同法人内に「良い記事」の共通見解を持っていただくなど、記事制作の体制強化を支援しました。

結果、オーガニック検索経由のコンバージョン(無料相談)は、前年同月比で最大172%まで伸長。内製による記事制作の品質やスピードも向上し、成果がメンバーの皆さまの自信とさらなる改善意欲を生む好循環につながりました。

今回は、同法人でWeb集客を統括する森様に、LANYへの依頼の背景や取り組みの内容・成果、今後の展望について詳しくお話を伺いました。

課題
  • 数年にわたり自社サイトへのオーガニック流入が減少していたが、その原因を判断できずにいた
  • SEO施策で成果に至るまでの道筋が見えづらく、「前に進んでいる」感覚が持ちにくかった
  • SEOにおける「良い記事」の定義が属人的で、記事制作の再現性が担保できていなかった
提供プランSEOコンサルティング

主な施策

  • ディレクトリ構造の整理
  • トップページを起点とした内部リンクの再設計
  • CVRの向上を目的としたCTAの改善
  • 既存記事を題材にしたリライトの手法や、AIの活用方法を伝えるコンテンツ勉強会の実施

成果

  • オーガニック検索経由の無料相談が、前年同月比で最大172%に伸長
  • 相続税サイトのお問い合わせボタンのクリック率が0.13%→0.35%に改善
  • 「会社設立 名古屋」2位→1位、「会社設立 福岡」3位→1位などエリアページの検索順位が向上
  • 勉強会を通じて社内に「良い記事」の共通見解が生まれ、AI活用で制作スピードが体感1.5〜2倍弱に向上

サイトの順位下落の原因が分からずLANYにコンサルティングを依頼

ベンチャーサポート税理士法人の森様▲ベンチャーサポート税理士法人の森様

──ベンチャーサポート税理士法人様には、2025年3月から支援をさせていただいています。LANYにSEOコンサルティングのご依頼いただいた当時、どのような課題がありましたか?

森様:SEOで成果を出すまでの明確なプロセスが見えず、取り組みが前に進んでいる感覚がありませんでした。弊社のサイトにおけるサービスページやコラムページの順位が全体的に停滞し、どう改善すればいいのか、具体的な打ち手も分かりませんでした。

特に依頼前の2024年は、Googleのコアアルゴリズムアップデートがあるたびに順位が落ちてしまって。それをただ眺めていたような状況だったんです。

──順位の停滞や下落について、原因として考えていたものはありましたか?

森様:特に気がかりだったのは、サイトのディレクトリ構造でした。長く運営する中で階層が深く入り組んでいて、どこに何のページがあるのかも分かりにくい状態になっていました。ただし、それが順位下落の原因なのかどうかは、自社では判断できませんでした。

こうした課題感や不安が積み重なる中で「改善すべきことを明確にしつつ、伴走してくれるパートナーに支援を依頼したい」という思いが強くなっていきました。

依頼のきっかけは「SEOのノウハウが分かりやすくまとまっていた」LANYの書籍

──LANYに支援をご依頼くださったきっかけを教えてください。

森様:当時、私は社内のSEO担当になったばかりで、SEOに関するYouTubeを見たり、本を探したりして勉強をしている最中でした。そんな中で、LANYさんの代表(竹内渓太)が書かれたSEOの本(強いSEO "SEOおたく"が1000のサイトを検証してわかった成果をあげるルール)に出会ったんです。

そこには、それまで見聞きしていたノウハウが一冊に分かりやすくまとまっていて。ちょうどSEOの支援会社への依頼を検討している時期でもあったので、迷わずLANYさんにお問い合わせしました。

ディレクトリの整理で掲載順位を底上げ。サイトの管理も容易に

左はベンチャーサポート税理士法人の森様。右奥からLANYの吉楽、牧野▲左はベンチャーサポート税理士法人の森様。右奥からLANYの吉楽、牧野

──当社ではまず、課題に挙げられていたディレクトリ構造の改善を提案させていただきました。どのような効果がありましたか?

森様:主要なページに、関連するページの評価が集約されやすい構造へと組み替えていただき、ページの掲載順位がじわじわと底上げされていきました。

正直、劇的な改善にまでは至らなかったのですが、「ディレクトリが順位低迷の主原因ではない」と分かったことは大きかったです。また、ディレクトリ構造を整理したことでサイトの管理もしやすくなりました。

──ディレクトリ構造の整理について、PMを務めるLANYの牧野からも補足をさせてください。

牧野(LANY):数ある課題の仮説のうち、ディレクトリ構造が主要な要因でないことが早い段階で見極められたことは大きかったと思います。ここで仮説を一つ潰せたことで、その後のリソースをコンテンツの改善など、より成果に直結する打ち手に集中させることができました。

▲LANYの牧野▲LANYの牧野

段階的な作業でディレクトリ整理のリスクを低減

──ディレクトリを含め、サイトの構造に手を入れることは一般的にリスクもあるとされますが、不安はありませんでしたか?

森様:正直、不安はありました。というのも、サイトにはすでに上位表示ができていて、問い合わせにつながっているページも多くありました。ディレクトリ構造の変更で、そのページの検索順位が落ちたらどうしよう、という懸念があったんです。

──その不安に対して、コンサルタントからはどのようなフォローがありましたか?

森様:私の不安を汲み取っていただいたと思います。主要ページの中でも仮に順位が下落しても比較的ダメージの小さいページからディレクトリの変更を始め、「2週間ほど様子を見て、落ちたら戻す」といったルールのもとで進めてくださいました。

──ディレクトリ構造の整理について具体的にどのように実施したのか、担当コンサルタントのLANYの吉楽からお話してもらえればと思います。

吉楽(LANY):ディレクトリの整理は、最初は「会社設立」に関する地域別のサービスページから着手しました。

LANYの吉楽▲LANYの吉楽

吉楽(LANY):ディレクトリ整理後は毎日様子を確認していたのですが、順位が落ちる気配はなく「これは大丈夫だな」と思いながら段階的にテスト範囲を広げていきました。結果的にディレクトリ構造の改善後、対策キーワードを「会社設立 名古屋」としたサービスページが2位から1位に、「会社設立 福岡」のサービスページが3位から1位に上昇するなど、順位が伸びたページもありました。

あわせて、サービスページのトップページにコラムの要素を組み込み、その他の記事と内部リンクで結び直す作業も進めました。これはトップページの評価の向上につながったと感じています。

SEO勉強会の実施で、「良い記事」の共通理解ができた

左奥はベンチャーサポート税理士法人の森様▲左奥はベンチャーサポート税理士法人の森様

──ディレクトリ構造の整理のほか、効果を実感された施策はありますか?

森様:今回のご支援で特に効果を実感した取り組みの一つが、月1回のコンテンツ制作にまつわる勉強会です。弊社は記事を内製しているのですが、社内のライターに向けて、AIの活用方法を含めた記事制作のノウハウを教えていただきました。

──勉強会は、どのような経緯で始まり、どんなテーマで実施したのですか?

吉楽(LANY):きっかけは、私がAIを使ってベンチャーサポート税理士法人様の既存記事をリライトしたところ、2ページ目にとどまっていた記事が3〜4位まで上がったことでした。このノウハウを共有したいと思い、私から勉強会の開催を提案させていただいたんです。

はじめはAIを活用した記事の作り方が中心でしたが、次第に「リライトしても順位が上がらない」と悩んでいる記事を毎回選んでいただき、私がどうリライトしていくのかをその場でお示しする形式に変えていきました。意識していたのは具体性です。「この記事のこの部分を、こういう理由でこう直したい」というところまで、記事一本一本のケースに応じてお伝えしていました。

森様:明確な改善の道筋を理由とセットで示してもらえるので、毎回腹落ちします。おかげで、SEOにおける「良い記事」の共通理解ができました。

それまではメンバー各々で基準がバラバラで、成果が出ても再現性がなかったんです。今では「見出しに対する結論を冒頭に置く」「図解を入れる」「引用に参照元を入れる」といった型が定着し、誰が記事を作っても一定の品質を担保できるようになりました。学びが会社や個人の資産として積み上がっている感覚があります。

AI活用方法の提案を通じ記事制作の質・スピード・意欲が向上

──勉強会のテーマの一つだったAIの活用は、記事制作にどのような影響を与えましたか?

森様:どの記事にも使える汎用的なプロンプトを教えていただくなどして、記事のクオリティが安定したことはもちろん、制作のスピードもAI導入前の1.5倍から2倍弱くらいに上がりました。今では、記事の企画段階から全員がAIを活用しています。

AIの活用は、スタッフのモチベーションにも好影響を与えていると感じます。「AIが60点の品質を担保してくれる。だから、自分はそこから上乗せができればいい」という安心感があるため、ポジティブに制作ができるんです。

記事をゼロから作るのは労力がかかりますし、途中で「自分はどれくらいのクオリティの記事を作れているのだろう」と感じていたメンバーもいましたが、AIが方向性を定めてくれることで、その不安が軽減されたと感じます。

そうして作った記事が上位表示されると、自発的に研究を深めたり、社内のチャットでナレッジをシェアしたりするメンバーも出てきました。コンテンツ制作が成果につながり、成果が意欲の向上につながり、スピードも上がる。この好循環に入れたことも、大きな収穫だったと思います。

SEO経由の無料相談が前年同月比で最大172%に伸長

ベンチャーサポート税理士法人の森様▲ベンチャーサポート税理士法人の森様

──ベンチャーサポート税理士法人様へのSEOコンサルティングでは、先ほどお話に上がった「会社設立」のサービスサイトに加え、「相続税」のサービスサイトの改善も支援させていただきました。それぞれの成果を教えてください。

森様:会社設立のサイトも相続税のサイトも、どちらも無料相談をコンバージョンに設定しているのですが、その数が前年同月比で上がっています。

2026年の1月から6月にかけ、前年同月比で、会社設立のサイトではそれぞれ115%・122%・95%・105%・106%・128%と推移しました。相続税のサイトも146%・155%・126%・172%・157%・132%となっています。

無料相談コンバージョン数の前年同月比推移▲無料相談コンバージョン数の前年同月比推移

また、CTAの最適化も行った相続税のサイトでは、CTAのクリック率も伸びています。お問い合わせのボタンは、画面に追従するフローティング形式にしたことで変更前の0.13%から0.35%に改善しました。デザインを変更した電話ボタンは、変更前の0.17%から0.45%になりました。

──成果について、どう感じていらっしゃいますか?

森様:Web集客の責任者としては、不安が減りました。以前は、社内の営業部隊から「この地域の今月の問い合わせの数字が悪いので何とかしてください」といった要望が届くことがよくあったのですが、それに応えられない時の申し訳なさを感じていました。

今はSEOで成果が出ているので、先ほどのような要望自体が少なくなりましたし、仮に成果が出なくてもLANYさんの支援を受けて蓄積したナレッジのおかげで改善案が考えられます。心理的にも非常に楽になりましたね。

LANYと共に記事で扱うテーマの幅を広げ、AI時代の集客に備えたい

左はベンチャーサポート税理士法人の森様▲左はベンチャーサポート税理士法人の森様

──今後、LANYと一緒に取り組みたいことを教えてください。

森様:新しいトピッククラスター(あるテーマを軸に、関連する記事群を内部リンクを通じて体系的に整理するSEO施策)の作成に取り組みたいです。

生成AIの普及により、たとえば弊社の「会社設立に関する疑問を起点に、サイトへ訪れた方に税理士の顧問サービスを利用していただく」というモデルも、いずれ会社設立そのものがAIでできる時代が訪れることで、成り立ちにくくなるかもしれません。そうなると、今作っている記事群でこれまで通り集客できるのかは不透明です。

だからこそ、会社を設立した後の経理・税務・労務・法務関係で顧問サービスを利用していただけるよう、記事の領域を広げないといけない。この新しい領域の開拓を、LANYさんに支援してもらいたいと考えています。

──森様のお話を受けて、吉楽・牧野から一言ずつもらえればと思います。

吉楽(LANY):今ほどお話に出た、記事の領域を広げていくところは、私たちとしてもぜひご一緒したいと考えています。会社設立を検討している方だけでなく、設立後に税理士を探している方など、その先のユーザーまで見据えて集客の間口を広げていくことに、大きな価値がありそうです。

牧野(LANY):ベンチャーサポート税理士法人様は、とにかく施策の実行スピードが早く、当社のご提案内容についてもとても協力的に動いていただけました。今回のプロジェクトの成功も、吉楽のSEOの専門性と実行力に加えて、御社のご協力あってこそだと感じます。

今後もご協力をいただきながら、精いっぱい支援をさせていただければと思います。

LANYの支援は、組織的にSEOに取り組む企業にもおすすめ

──最後に、LANYの支援はどのような企業に向いていると思われますか?

森様:SEOに停滞感がある企業に向いていると思います。また、あくまで私見ですが、1、2人といった少数でSEOに取り組む企業だけでなく、弊社のように5〜10人といった一定規模のSEOチームを持っている企業にもおすすめできるのではないか、という印象です。

組織的にSEOに取り組む場合、コンサルタントさんのご提案に一貫性があることが、業務を平準化していくうえで重要です。LANYさんの場合、アドバイスの内容が一貫していて、弊社のどのメンバーでもご提案の施策に取り組めたことで、リソースを無駄なく活用し、効率よく改善を進められました。ですので、同じような状況の企業は、支援の価値を実感しやすいのではないかと感じました。

──ありがとうございました!今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

編集後記

今回の支援では、コンサルティングによる掲載順位の向上やコンバージョンの増加だけでなく、ベンチャーサポート税理士法人様の皆さまが自発的にSEOの情報を研究したり、社内でナレッジを共有し合ったりする動きが生まれたことも、大きな成果だったと感じます。

森様が「学びが会社や個人の資産として積み上がっている」と語ってくださった通り、勉強会でお伝えした内容が一人ひとりに蓄積され、次の記事、また次の施策へと生かされていく。そうした一過性で終わらないノウハウを残すお手伝いができたことを、あらためて嬉しく思います。

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担当メンバー 牧野 哲大

株式会社LUCY(バズ部)でメディアコンテンツSEOに従事。株式会社LANYへ参画後、SEOコンサルタントとしてデータベース型サイトやコンテンツSEOの戦略設計から実行までを担当。 併せてYouTube・ウェビナーなど、SEOに閉じない多角的なアプローチを駆使して、クライアントの事業目標達成に向けたサポートをしている。

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担当メンバー 吉楽 一平

コンテンツSEOを得意とするSEOコンサルタント。600万MAUの記事型メディアのSEOを担当したほか、新規メディアを立ち上げ30万MAUまで成長させた実績を持つ。「検索する人が本当に求めている情報は何か」を起点に、再現性のある仕組みづくりを大切にしている。

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担当メンバー 紫竹 淳志

地方新聞社の記者として約10年間、行政やスポーツ等の取材に従事。その後、Webメディアの編集者へ転身し、幅広いジャンルの取材・執筆やSEOを意識したメディア運営を経験する。長年の記者生活で培った「情報や相手の想いを整理し、文章として形にする力」が強み。丁寧な対話と相手へのリスペクトを欠かさない姿勢で、クライアントのみならず社内外のあらゆる関係者と誠実なコミュニケーションを図り、強固な信頼関係を築く。

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担当メンバー 利倉 明日香

Webデザイナーやカメラアシスタントを経て、SEOのおもしろさに惹かれWebライター・ディレクターとして独立。株式会社AViCではSEO記事の制作に従事。 現在LANYにて、事例記事、オウンドメディア(CULTUREINDEXRING)、社員インタビュー記事、Podcast「LANY FM」などを担当。コンテンツを通じて、LANYの人・カルチャーを伝えることに力を注いでいる。

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【サービス概要資料】SEOコンサルティング

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