LLMO診断でAI検索での「現在地」を把握。1位推奨プロンプトが初回から2回目の診断にかけて約25%増となった事例|株式会社マクロミル様
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LLMO診断でAI検索での「現在地」を把握。1位推奨プロンプトが初回から2回目の診断にかけて約25%増となった事例|株式会社マクロミル様

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「Build your Data Culture」をビジョンに掲げ、リサーチをはじめとする多様なデータから生活者のインサイトを導き出し、企業のマーケティング課題の解決を支える株式会社マクロミル様。同社は、AIが自社をどう推奨しているかを客観的に把握するため、LLMO診断を2回にわたってご依頼くださいました。

LANYは、2025年8月と2026年4月に複数の生成AIでの推奨状況を同じ条件で計測し、AIが何を基準に推奨するかを分析したうえで、見えた課題をもとに施策をご提案しました。2回目の診断では、複数の生成AIで1位に推奨されたプロンプトが前回比で約25%増え、ChatGPTでは約2倍に拡大しました(*1)。推奨スコア(*2)でも、診断対象のプロンプトでは首位を維持していることが確認できました。

今回は法人向けマーケティング部門責任者の橘様に、診断を始めた理由、LANYを選んだ決め手、診断後の取り組み、診断を定期的に続ける理由までお話を伺いました。


*1:LANYによるLLMO診断結果(手動計測による参考値)。数値は2025年8月の初回診断と2026年4月の2回目診断の比較による相対値。「1位に推奨されたプロンプト」の数は、診断対象のプロンプトと生成AIの組み合わせのうち、1位だったものの合計

*2:各生成AIでの推奨順位をもとに集計した合計スコア。「首位」は、LANYが設定した診断対象のプロンプトにおいて、他の企業・サービスより合計スコアが最も高いことを指す

▼ご担当者様

橘 亮介 様 / 株式会社マクロミル 法人向けマーケティング部門責任者

イベントから広告運用、インサイドセールス設計まで幅広いデマンドジェネレーション業務を経験した後、もともと存在していた販促部門を下敷きに、SMB~エンタープライズまで管掌する全社横断の法人向けマーケティング部門を立ち上げ、人員・予算を10倍以上に拡大。MarkeZine編集部主催の「BEST OF MARKETING AWARD 2026」にてBtoB部門賞を受賞。

X:https://x.com/chyraln

導入プランLLMO診断 
※LANYのLLMO診断プランは、生成AIでの推奨状況を計測・分析し、課題をもとに施策をご提案する単発のプランです。 施策の実行支援は、LLMOコンサルティングで承ります。
導入の目的
  • 検索行動の変化を受け、AI検索における自社の現在地を客観的に把握したい
  • 専門家の視点から、AI検索対策の方向性について助言を得たい

実施内容

  • 見込み顧客の質問を想定してプロンプトを設計し、生成AIの推奨状況を同じ条件で計測(2025年8月・2026年4月の2回実施)
  • AIが重視する選定基準・選ばれる理由・参照元を分析し、課題をもとに優先度をつけた施策を提案

成果

  • AI検索での推奨状況を、同じ条件の計測で客観的に把握
  • 1位に推奨されたプロンプトが前回比約25%増、ChatGPTでは約2倍に
  • 診断対象のプロンプトで、推奨スコアの首位を維持

AI検索での現在地を客観的に確かめるため、LANYのLLMO診断を導入

株式会社マクロミル 橘様▲株式会社マクロミル 橘様

──LLMOに取り組もうと考えられたのは、いつ頃、どのようなきっかけでしたか?

橘様:2024年の秋頃にChatGPTに最初の推論モデル「o1」(*3)が登場し、実際に触ってみるとその文章力の高さに、ある種の恐怖を覚えました。それまでのAIはまだ実用的ではない印象でしたが、認識が変わりました。マーケティングはSEOもメルマガも、すべて「言葉」の仕事なので、マーケターとして重く受け止めるべきだと感じました。

ここまでの水準になれば、誰もが使うようになり、キーワードで検索して情報を探すのではなく、AIに質問して答えを得るようになると思いました。ユーザーの行動が変われば、検索のアルゴリズムもそれに合わせて変わっていきます。そうなると、SEOも含めてこれまで積み上げてきたデジタル資産を無効化させないためにも、先行してAIに適応する必要があると判断しました。

加えて、SEOやメルマガなど既存のチャネルは競争が激しくなっています。まだ先行者が少ないLLMOのような領域で、先行者利益を取っていくことが重要だと考えています。

*3:OpenAIが開発した、回答を出力する前に段階的な思考(推論)を行うAIモデル

──そうした変化を受けて、初回のLLMO診断はどのような目的で依頼されたのでしょうか?

橘様:大がかりな対策プロジェクトとして構えたわけではなく、まずは「AI検索の中で、自社がどう扱われているのか」という現在地を、客観的に確かめてみようというスタンスでした。これだけAIが普及し性能も上がっている中で、AI上での自社の扱われ方と自分たちの認識との間に、予期せぬズレが生じていても不思議ではないと考えたからです。

──数ある支援会社の中で、LANYに依頼された決め手を教えてください。

橘様:決め手は、LANYさんを「LLMOのソートリーダー(業界を牽引する存在)」だと認識していたことです。もともとAIがもたらす変革に関心があり、Xで多くのマーケターの方々をフォローしていたのですが、その一人が代表の竹内さん(https://x.com/take_404)でした。

また、自社でもツールで数値は追っていますが、LLMOを専門に研究されている方の第三者的な見解が、セカンドオピニオンとして得られる点も大きかったです。社内でLLMOを進めるうえでも、そうした見解があると合意を作りやすくなります。

LLMO診断の内容と、診断後の取り組み・結果

診断で見えた課題をもとに、デジタルPRとサービスサイトの強化に取り組んだ

──LANYのコンサルタント・渡邉さんに伺います。2回にわたるLLMO診断では、何を行ったのでしょうか?

渡邉(LANY):どちらの診断でも、マクロミル様が重点的に対策したいプロンプトを対象に、同じ条件で複数の生成AIでの推奨順位をスコア化して、AI検索での「現在地」を可視化しました。そのうえで、推奨状況の背景を分析して課題を整理し、施策をご提案しました。

課題・施策の抽出の考え方(上)と、リストのイメージ(下)▲課題・施策の抽出の考え方(上)と、リストのイメージ(下)

──橘様に伺います。初回の診断で提示された提案を、どのように受け止められましたか?

橘様:もともと実施すべきだと考えていた内容が多く、特別な施策を新たに追加するというより、自然と実行に移す流れになりました。社内の有識者にも意見を聞きましたが、結果としてLANYさんのご提案をほぼそのまま進めています。診断内容には納得感があり、LANYさんのマーケティングに対する確かな理解を感じました。正しい理解があってこそ正しい施策が生まれ、表面的なTipsでは効果につながりにくいと考えています。

ご提案の中心は、デジタルPRとサービスサイトでのRTB(Reason To Believe:選ばれる理由)の強化です。弊社はSEOが業界トップクラスなので、そこに第三者に言及してもらうPRを加え、そのあとにサービスサイトのRTBを強化する順に進めました。

ただ、PRはコーポレート管轄であるため、広報部門と半年ほど対話を重ね、社内公募も駆使しながらPR体制を組閣するなど、双方のKPIにとってプラスとなる着地点を探っていきました。

2回目の診断でも首位を維持。ChatGPTの1位推奨プロンプト数は約2倍に

──初回に続いて、2回目の診断を依頼された理由を教えてください。

橘様:従来のブランド認知度調査と同じように、定期的に計測していくつもりだからです。AIのアルゴリズムの変化は本当に激しく、場合によってはSEO以上に出力結果が変動する可能性もあります。計測しないままでいると、機会損失が広がっていても気づけません。定点観測の機会を作っておくことで、そうした事態を防ぎたいと考えています。

また、LANYさんとは初回で診断の前提を共有できているため、同じ形でお願いしやすいです。

──渡邉さんに伺います。2回目の診断結果と、今後の対策のポイントを教えてください。

渡邉(LANY):複数の生成AIで1位に推奨されたプロンプトが、前回比で約25%増加し、特にChatGPTにおいては約2倍に拡大しました。また、診断対象のプロンプトでは、計2回の診断を通じて、外的要因(各生成AIのアップデート)があった中でも、推奨スコアの合計でマクロミル様が首位を維持しています。

そのうえで、「推奨」から「問い合わせ(リード獲得)」へ接続するために、「各サービスのベネフィットを生成AIにどう読み取らせるか」という観点で、Web上に配置されている情報を統一していくことがポイントになると考えます。

LANY 渡邉▲LANY 渡邉

──橘様に伺います。2回目の結果を見て、どのように感じられましたか?

橘様:首位をキープできていたことに、まずは安心しました。1位の推奨が増えた要因は、従来のSEO施策を強化したことが中心だと思います。

弊社ではSEOのKPIとして「インプレッション数」を追ってきたので、その取り組みがLLMOにもそのまま有効なんですよね。

──AI上の推奨状況とは別に、事業面の指標はどのように推移していますか?

橘様:我々が最も重視しているKGI(利益額)は、変わらず伸びています。リード数も増え続けていて、AI経由のお問い合わせも少しずつ増え始めています。

SEOに投資している企業なら、LLMO診断を受けない理由はない

株式会社マクロミル 橘様

──LLMO診断は、どのような企業に向いていますか?また、予算確保や社内調整で悩む声も聞きますが、マクロミル様ではどのように進められたのか教えてください。

橘様:少なくとも診断は、すべての企業がやっておくべきだと思います。これだけ急激に顧客接点が変化しているのに、自社がAIにどう推奨されているかわからないのは、大海原で羅針盤を見ないのと同じですから。

すでにSEOへ一定規模の投資をしている企業であれば、「防御的な投資」という意味でも、LLMOに着手しない理由はないんじゃないかなと思います。

予算は「LLMO予算」として別に取りにいくのではなく、従来のSEO予算の延長として進めました。デジタル空間にマクロミルの存在を刻みつけていく点では、SEOもLLMOも同じだと捉えています。KPIも従来の「インプレッション数」から変えていません。追う指標を変えずに済んだことも、社内を説得しやすい材料になりました。

株式会社マクロミル 橘様とLANY渡邉

──最後に、今後のLANYへの期待をお聞かせください。

橘様:LANYさんには、「最先端の研究知見」を期待しています。SEOもLLMOも、変わり続けるメディア環境を通じて、変わることのない人間の認知の働きにアプローチする、マーケターの根源的な仕事だと思っています。

LLMOという未開拓の領域をLANYさんに切り開いていただき、私自身もマーケティングギークとして、共にこの変化を楽しんでいきたいです。

──橘様、ありがとうございました!

担当コンサルタントからのコメント

LLMO対策の必要性が広く浸透していない時期も含め、マクロミル様のLLMO診断に2回携わることができ、大変嬉しく思っています。

橘様からお話しいただいた通り、AIのアルゴリズムは日々変化しており、事業の売上に関わるコアプロンプトの推奨状況を把握せずにいると、「気づけば競合他社に推奨枠を取られ、AI検索対策が追いつかない状況になっていた」という事態になりかねません。だからこそ、定期的に現在地を確かめることには大きな意義があると考えています。

また、橘様からは「最先端の研究知見」というご期待もお寄せいただきました。このご期待に応えられるよう、私たちはこれからも研究を重ね、必要とされたときに新しい知見をお届けできる存在でありたいと思います。

生活者の声をもとにしたマーケティングリサーチで、企業のマーケティングを支えてこられたマクロミル様。その価値が、AIの回答を通じて、リサーチを必要とする企業に確かに届くことを願っています。

プロフィール画像
担当メンバー 渡邉 輝

フリーランスのディレクター・SEOコンサルタントとして従事後、「価値あるモノをインデックスさせる」という理念に共感しLANYへ参画。LANYではPMとして施策立案・記事品質の担保まで一気通貫で担当している。パーソナルトレーナー・薬機法管理者としての経験を活かした、健康(ウェルネス)領域のメディア支援を得意としている。

>>詳細なプロフィールはこちら

【無料お役立ち資料】 LLMO白書

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【サービス概要資料】LLMOコンサルティング

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LANYのLLMOコンサルティングのサービス概要資料です。LANYのLLMOコンサルティングは、企業がAIにどう見られているかを可視化し、選ばれるブランドづくりを支援する包括的なサービスです。

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