美容クリニックのSNS課題を解決!リール動画と改善サイクルでブランド力と集客力を高めた事例
渋谷いなもりクリニック

美容クリニックのSNS課題を解決!リール動画と改善サイクルでブランド力と集客力を高めた事例

目次

SNS活用が欠かせない美容医療業界。しかし「アルゴリズムの変化に追いつけない」「動画が無難にまとまってしまう」「投稿づくりまで手が回らない」。多くの院が同じ壁にぶつかります。

「大人が通う渋谷の“秘密の部屋”」をコンセプトに掲げる美容外科「渋谷いなもりクリニックInstagramアカウント)」様も、まさにその課題に直面していました。

LANYはリール動画を中心に、企画→撮影→ディレクション→分析まで一貫支援。現場に入り撮影の空気を明るく整え、自然な表情や人柄が伝わるコンテンツへ刷新しました。数値が停滞すれば、仮説→改善を即時に回す──この“クイック改善”が運用の推進力になりました。

その結果、Instagram経由の来院は約130%に増加。スタッフは制作業務から解放されて本業に集中でき、院内の空気も前向きに。SNSを“小さなホームページ”として機能させることで、来院前から「どんな人が、どんな思いで施術するのか」が伝わる状態を実現しました。

今回は、稲森院長にSNS運用コンサルティング導入時の課題や、LANYに期待していただいたこと、お取り組み内容・成果について詳しく伺いました。

課題
  • 頻繁に変わるアルゴリズムを十分にキャッチアップできていなかった
  • 無難な動画制作に留まっていた
  • 自院運用ではリソース不足で投稿が滞りがちになり、PDCAをうまく回せていなかった
  • スタッフ入れ替わりの度に教育が発生し、院内の負担が積み上がっていた
提供プランSNS運用コンサルティング
成果
  • Instagram経由の来院数が130%に増加した
  • ブランディング強化につながった
  • 外部視点を取り入れたことで “フィルターバブル”を突破
  • 撮影ディレクションにより、場が締まり自然体を引き出せた
  • 負担が軽減され院内の雰囲気が改善された
お取り組み期間2025年5月〜現在

無難な動画から脱却!専門家に任せて“振り切った表現”を実現したかった

渋谷いなもりクリニック 稲森院長渋谷いなもりクリニック 稲森院長

LANYにSNSコンサルティングをご依頼いただいた当時、どのような課題がありましたか?

稲森院長:Instagramのアルゴリズムは常に変わる。ネットや動画で調べても、見つけた時には情報が古いことが多いんです。自院のアカウントが伸びない理由が「アルゴリズム」なのか「プラットフォーム自体」なのかも判別しづらく、TikTokやXへ切り替えるべきかの判断材料がありませんでした。

運用面でも課題は重なっていました。ターゲットに沿った企画設計や症例の見せ方づくりが難しく、統一感を保ちながらマンネリを避けるアイデア出しに苦戦。さらに予約状況によって投稿が止まり、PDCAが回らない状況に。

スタッフの入れ替わりの度に教育が発生し、院内の負担が積み上がっていく。この悪循環を断ち切る必要がありました。

LANYにどのようなことを期待していただいていましたか?

稲森院長:まずは専門性と最新トレンドへの対応です。以前はカルーセル投稿が中心でしたが、LANYさんは「フォロワー外のリーチが狙いやすくなる」といったアルゴリズム観点と、「先生の人柄・雰囲気が伝わって、来院のハードルを下げる効果」を狙って、リール投稿を提案してくれました。この提案には非常に腹落ちしましたね。

2つ目は、良い意味で“振り切った”動画の制作が可能になると思いました。自院だけで作ると心理的ブレーキがかかり、どうしても無難というか“安全運転”になりがちです。第三者のプロが入ることで、チャレンジに踏み切れると期待しました。

3つ目に、チェック・手直しの削減による運用効率化です。企画〜最終チェックまで自院で回すと多くの手間がかかり、「イメージ違い」による手戻りや、スタッフ入れ替え時の再教育が発生。外部の専門家に任せてチェック回数や調整負荷を抑えたい。このような期待がありました。

──無難から一歩踏み出す背中を押す存在として、弊社を期待していただいたのですね。

Instagram経由の来院数が約130%に。スタッフは本業に集中で院内の雰囲気も改善

渋谷いなもりクリニック 稲森院長

LANYとのお取り組みによって得られた成果を教えてください

稲森院長:稲森院長:LANYさんには、企画→撮影→ディレクション→分析までをワンストップで支援していただいています。リールを軸に発信設計を見直した結果、Instagram経由の来院数は約130%になりました。

来院時に「この投稿のようにお願いします」と当院のInstagramの症例を見せて相談される場面も多く、SNSを見てくださる方が着実に増えている実感があります。

──お取り組みの中で、特に何が効果的だったと感じられていますか?

稲森院長:数値と傾向の分析をもとに、次の施策へ的確に反映いただけたことです。この改善サイクルの速さが、成果につながった大きな要因だと思います。

LANYに依頼してよかったと感じるポイントを教えてください

稲森院長:ポイントはブランディングの強化、フィルターバブルの突破、現場伴走の安心感、そして負担軽減と雰囲気改善の4つです。数字を伸ばすだけでなく、現場の空気を整えてくれた──その実感が大きいです。

(1)ブランディング強化につながった

企画段階で当院の強みとターゲットを正確に捉え、最適なコンテンツ案を出していただけています。テンポやテロップの見せ方が的確で、来院前から院の空気感や医師・スタッフの人柄が伝わるような動画になりました。SNS上の反応も目に見えて向上しています。

──再生数やエンゲージメント率も以前より大きく伸びましたね。

稲森院長:多くの方に見ていただけてありがたいです。

(2)外部視点で“フィルターバブル”を突破してくれた

院内だけで企画すると、どうしても自分たちの興味・関心に寄った情報に偏ります。LANYさんが「今やるべき/やめるべき」を明確に示してくれるおかげで、院内だけでは避けづらいバイアスを崩せるのは大きいですね。

(3)現場に来てくれることで、場が締まり自然体を引き出せた

撮影現場にフットワークよく入ってくれることに、大きな価値を感じています。外部の方が入るとスタッフがより協力的になり、場が締まる。さらに、自然に振る舞える雰囲気づくりもしてくださるので、仕上がりの質にも直結していると感じます。

──みなさんがいつも温かく迎え入れてくださるので、毎回伺うのがたのしみです。一緒に撮影の雰囲気づくりをしてくださるのも、すごく助かっています!

渋谷いなもりクリニック 稲森院長

稲森院長:リモートでのディレクションに終始せずに、当院まで足を運んでくださることに安心感があります。

(4)負担軽減と雰囲気改善につながった

美容外科ではSNSが不可欠ですが、本業(接客・施術)と並行しての運用は負荷が大きい。外部委託により制作・調整のストレスが減り、最終チェックでのやり直しによる院内ピリつきも解消。スタッフが本来の業務に集中できるようになり、雰囲気が明らかに良くなりました。

SNS集客が“大きな柱になる”業界に最適

どのような事業者にLANYはおすすめですか?

稲森院長:SNSが“集客の柱”になる業態、とくに日々の診療や接客で手いっぱいのクリニック・院・店舗にフィットします。

美容・医療・サービスのように第一印象が集客を左右する領域では、プロ品質の写真・動画と、継続的に回る運用体制が差を生みます。社内に十分なノウハウがなくても、企画・撮影・ディレクション・分析まで任せることで、忙しい現場でも無理なくSNSを武器にできます。

一方で、SNSのアルゴリズムは絶えず変わります。最新トレンドとデータを踏まえて、素早くPDCAを回す伴走者がいるかどうかが成果を分けます。LANYさんは「今やるべき/やめるべき」を明確にし、数字の変化を次の打ち手に即反映。院内だけでは起こりがちな“惰性”や“思い込み”から抜け出すきっかけをつくります。

さらに、教育コストと離職リスクの低減という観点でも相性が良いはずです。スタッフにSNS運用を任せると属人化や手戻りが増え、現場の空気が荒れがちです。外部パートナーに委ねることで引き継ぎ負荷や「やり直しの連鎖」が抑えられ、本来の業務に集中できる体制へと近づきます。

SNS運用を“まるっと”任せたい

渋谷いなもりクリニック 稲森院長とLANY黒田渋谷いなもりクリニック 稲森院長とLANY黒田

今後LANYと一緒に取り組みたいことはありますか?

稲森院長:今は投稿単位でご依頼していますが、運用全体をお任せするパートナーシップに移行したいと考えています。こちらの負担を下げつつ、成果をより伸ばす体制をLANYさんと一緒に構築できれば心強いです。

加えて、Instagramにとどまらず、Webサイトの予約導線やLINE連携、ほかのSNS展開まで含めた「来院までの流れの最適化」を進めたいですね。ライブ配信など、よりリアルを発信できるコンテンツにも挑戦したいと思っています。季節やトレンドに合わせた企画を一緒に練りながら、さらにブランド力と集客力を磨いていけたら。LANYさんにはそのようなことを期待しています。

──「小さなホームページ」としてのSNSを起点に、来院前から体験が始まる状態を一緒に広げていければと思います。

担当コンサルタントからのコメント

今回の鍵は、現場に入り込む距離の近い伴走と、数値が停滞した際のクイックな改善サイクルでした。撮影の空気を明るく整えることで、自然な表情や人柄が引き出され、来院前の心理的ハードルを下げられたのは大きな収穫です。

さらに、稲森院長とスタッフのみなさまの前向きな協力体制が、仮説検証と反映のスピードを加速させてくれました。取材の中でいただいた「一緒にやりやすい」「クリニックの大事にしているところをわかってくれている」という言葉は、私たちにとって何よりの成果です。

今後は、SNS運用全体の伴走に加えて、予約導線などの導線設計の最適化まで一体で取り組み、より負担の少ない体制づくりをご一緒できればと考えています。

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担当メンバー 黒田 千賀

新卒で株式会社エイチームに入社し、金融商材のSNSマーケティングを担当。Instagramのフォロワー獲得最適化により新人MVPを受賞。 その後、総フォロワー35万人規模の家具ECサイトにて、SNS運用のディレクションを経験。金融・家具ECという異なる領域での経験と実績に基づき、企業の成果に繋がるSNS運用をサポート。

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【サービス概要資料】SNS運用コンサルティング

【サービス概要資料】SNS運用コンサルティング

LANYのSNSコンサルティングのサービス概要資料です。LANYのSNSコンサルティングとは、SNSを活用して企業の事業成長に貢献する伴走型の専門サービスです。単なるSNSの運用代行に留まらず、現状分析に基づく戦略やコンセプト設計から、成果の出るコンテンツ企画、そして再現性あるノウハウ提供による内製化支援まで、一貫したサポートを提供します。

【無料お役立ち資料】 クリニックのSNSガイドブック

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本資料では、クリニックのSNS運用で成果を上げるためのポイントをまとめています。
SNSが患者の情報収集や来院検討に与える影響から、プラットフォームの選び方、ターゲット設定、投稿の作り方、効果測定・改善の方法まで体系的に解説しています。


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