株式会社HRBrain様は、人事領域の課題を解決するクラウドサービスを展開する企業です。同社が運営するオウンドメディア「HR大学」では、人事業務にまつわる基礎知識から実践的なノウハウまで幅広く発信しています。
オウンドメディアのさらなる成長のため、サイトの分析・改善、新規企画立案といった戦略的コア業務へ注力すべく、LANYに記事制作代行をご依頼いただきました。
LANYは、HRBrain様があらかじめ選定した注力すべきキーワードを、コンテンツSEOの観点から徹底的に分析し、新規記事の作成や既存記事のリライトを推進。結果的に、分析対象とした記事の約7割で検索順位が改善し、その多くが10位以内に上昇しました。HRBrain様のプロダクトに直結するキーワードの上位表示は、同社の商談時において信頼性の担保にもつながっていると、確かにご実感いただいています。
今回は、同社マーケティング部門の後藤大輝様に、LANYへの依頼の背景や取り組みの内容・成果、今後の展望について詳しくお話を伺いました。
| 課題 |
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|---|---|
| 提供プラン | 記事制作代行 |
主な施策 |
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成果 |
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記事制作を専門のLANYに任せ、戦略的コア業務へ注力できる環境を実現
▲株式会社HRBrainの後藤様
──まずは、記事制作をご依頼いただいた当時、オウンドメディア「HR大学」をどのように運営されていたのか教えてください。
後藤様:
マーケティング部門では、公式サイトの運用・管理と並行して、オウンドメディアの運営も内製で担っていました。オウンドメディアにおいては、コア業務と位置付けていたサイトの数値計測や改善に力を入れていきたいと考えていたため、、高い品質を維持しながら記事を継続的に増やしていく作業について、専門的な知見を持つ制作会社への委託を検討していました。
当時、記事は内製しており、弊社の事業にまつわる人事まわりのキーワードは網羅的に押さえられていました。次のステップとして、「どのキーワードがサイトにとって効果的なのか」「CV(コンバージョン)が期待しやすいのはどんなキーワードなのか」といった、成果を重視した見極めに注力していきたいと考えていました。
AI検索の普及が、外部パートナーに頼る決断のきっかけに
──記事制作で成果を重視し始めたのは、どのようなきっかけからだったのでしょうか。
後藤様:
AI検索の普及によって、弊社が対策をしているキーワードに、ゼロクリック(※1)になりやすい領域が増えてきたことが大きかったです。
「〇〇とは」といったKnowクエリ寄りの記事を多く制作していましたがアクセスが徐々に減少したことで、CVにつながらない記事に時間をかけるよりも、成果を見込める施策に注力する方が良いのではないか、という考えが浮かびました。
そこで「ライティングは信頼できるプロに任せよう」と思い、CVにつながる記事制作のノウハウを持つLANYさんの知見をお借りする流れになりました。
(※1)ゼロクリック検索:ユーザーが検索結果画面に表示された情報だけで疑問が解消し、Webサイトを訪れずに検索を終える現象
依頼の決め手は、LANYが発信する情報の実用性・信頼性の高さ
──LANYにご依頼くださった決め手を教えてください。
後藤様:
質の高いSEOのノウハウを、YouTube(SEOおたく / LANY(レイニー))などでオープンに発信されていたことが大きかったです。とくに、経営者(LANY代表・竹内)の方がX(竹内渓太 / LANY(レイニー))などで継続的に発信されていて、その内容も実用的だったことから信頼感がありました。
経営者が現場を理解しているということは、そのノウハウや姿勢が会社全体にも根付いているのではないかと感じたんです。だからこそ、実際にやり取りする現場の社員の方々も「私たちの要望をしっかりと汲み取り、寄り添ってくれるだろう」という期待をしていました。
実際、ご依頼したSEO記事の制作にとどまらず、コアアップデート(※2)のお知らせやAI・LLMO(AI検索の最適化)の観点でのアドバイスなど、実践的かつ親身にご支援いただいたと思っています。
(※2)Googleのコアアルゴリズムアップデート:Googleが年に数回程度実施する、検索順位を決める仕組み(アルゴリズム)の見直し
「このキーワードで成果を出せるのか」まで踏み込んで提案してくれた
▲左からLANYの菅原、株式会社HRBrainの後藤様
──LANYへ記事制作を依頼し、良かったと感じたことはありましたか?
後藤様:
私たちが制作を依頼したキーワードに対して、記事を制作するだけという受け身の姿勢ではなく「本当にこのキーワードでCV増加などの成果を出せるのか」を精査してくださったことは、とてもありがたかったです。
──記事制作のPMを担当したLANYの菅原から、具体的にどんな取り組みをしたのか、お話してもらえればと思います。
菅原(LANY):
キーワードがすでに制作済みの記事と重複していないかはもちろん、たとえば検索上位がサービスページばかりでコラムページでは上位表示が難しくないか、といった点も確認していました。
無理に記事を作っても成果につながらなければお客様のコストを浪費させてしまうだけなので、正直に「このキーワードは変えませんか」とお伝えするようにしていました。
後藤様:
しっかりと理由を添えて説明していただいたので、キーワードの変更も納得できました。
ほかにも、「読みやすい記事にするため文字数を少なくしたい」といったこちらの要望に、柔軟に対応していただけたのは助かりましたね。
菅原(LANY):
文字数については当初、5,000〜10,000字で執筆するお話だったのですが、制作を進める中で「3,000字ほどで、ユーザーが読みやすいボリュームにしたい」というご相談をいただきました。
こちらからは「必要な情報量を踏まえると5,000字くらいは必要になる場合もある」といったことをお伝えしたうえで、それよりコンパクトにできるかどうかをHRBrain様とすり合わせていきました。その過程で落としどころが見つかり、結果として現在(2026年7月時点)は、多くの記事を3,000文字を目安に制作しています。
実際、3,000文字程度でも上位に表示されている記事は多いです。記事は長ければ良いわけではなく、しっかりと読者に刺さる内容にすれば順位は上がる、ということを私もあらためて実感できました。
後藤様:
とくにロングテール(※3)寄りのキーワードでは、記事に書く内容を絞り込むことが順位に好影響をもたらすことがあると実感しました。今後も、キーワードに応じて文字数を調整する記事制作は、ぜひお願いしたいと思っています。
(※3)ロングテールキーワード:複数の単語を掛け合わせた、検索ボリュームが比較的少ないキーワード
壁のないコミュニケーションで「ラフに相談できた」
▲左からLANYの菅原、株式会社HRBrainの後藤様
──記事制作にまつわるLANYのコミュニケーションの取り方は、どう感じましたか?
後藤様:
ラフに相談してしまうシーンも多かったのですが、カジュアルに応じていただけたので、コミュニケーションはとても取りやすかったです。キーワードに関する相談など、ちょっとした疑問や確認事項でも気軽にお尋ねできました。
菅原(LANY):
そう言っていただけて、とても嬉しいです。ラフに相談いただけるからこそ、SEOに関して気になったことやキーワードなどについて意見交換がしやすく、制作におけるやり取りがとてもスムーズに行えたと思っています。これからも、いい意味で壁のないコミュニケーションを通じてご支援ができればと思っています。
限られた情報から、専門性が高いテーマを深く理解した記事を制作してくれた
──納品された記事の品質については、どのような印象でしたか?
後藤様:
人事領域という専門性が高い私たちの業界をしっかり理解してくださったうえで、テーマや内容にズレがない記事を作っていただいています。
私たちがLANYさんに共有しているのは基本的にキーワードだけなので、情報量としてはかなり限られたものだと思います。それでも、事実や解釈に誤りを感じるケースはほとんどなく、記事の修正や指摘にリソースをほとんど割く必要がなかったのはありがたかったです。
──記事制作において「このテーマは難しそうだ」と懸念されたものはありましたか?
後藤様:
テーマの難しさは、正直あまり意識せずに依頼していました。「このテーマは書きにくそうなので避けた方がいいかな…」と思うことはなく、依頼できる範囲に縛りがないのは助かりました。
記事のジャンルとしても、「とは系」のサマリー的なものから、顕在層に向けてCVを狙うコアな記事まで、しっかり書き分けてくれていたと認識しています。
分析対象とした記事の7割の順位が改善。多くのキーワードの順位が10位以内に上昇
▲株式会社HRBrainの後藤様
──2025年4月のご支援開始から現在(2026年7月時点)まで、100本以上の記事を制作させていただきました。代表的な成果について伺えればと思います。
後藤様:
分析対象としたリライト記事14本のうち、10本で検索順位が改善しました。約7割の記事で成果が出たことになります。しかもその多くで、狙ったキーワードの順位が10位以内に上昇しています。
この14本には、もともとセッション数が多かったのに急に下がってしまった記事も含まれていたのですが、しっかりと立て直すことができました。成果が出ると社内への報告もしやすいですし、LANYさんにご依頼して正解だったと実感しています。
プロダクトに関わるキーワードの上位表示が、クライアントへの信頼の証に
──とくに印象に残っているキーワード・記事はありますか?
後藤様:
順位の伸びが目立った「人事考課」や「サーベイ」「ストレスチェック」は、いずれも競合性が高く上位表示は簡単ではないのですが、自社の事業に直結する代表的なキーワードでもあります。そうした領域で着実に順位を伸ばせていることは、私たちのクライアントが専門性を判断する基準の一つにもなるので、嬉しい限りです。
──成果に対して、社内ではどのような反応がありましたか。
後藤様:
社内からは、上位表示したHR大学の記事が「商談で役立った」という声を聞きました。お客様に人事領域のことを説明する際、その場でキーワードを検索することがあるのですが、そこでHR大学の記事が上位に出てくると「HRBrainはしっかり知見を持った会社なんだ」という印象を持ってもらえるんです。
「CVにはつながりにくいかも」と思っていたKnowクエリ系の記事も実は営業の現場で活きていると知り、これまで積み重ねてきた記事は無駄ではなかったとあらためて実感できました。
AIライティングは、人とAIの相乗効果を生んでいる
──今回、HRBrain様にご利用いただいたサービスは、記事制作の工程でAIを活用するプランでした。実際にご利用いただいた印象はいかがでしたか?
後藤様:
もともと業務にAIを取り入れることには前向きな考えを持っていたので、依頼する前と後で品質に大きなギャップは感じませんでした。むしろ「AIだからこそ防げる抜け漏れやミスがある」という信頼感がありますし、そこに人のチェックや編集が入ることで、最終的にブラッシュアップされた記事を納品いただいていると感じています。
また、私たちの業界は専門性が高いので、人の手だけでキーワードにまつわる情報を集めようとするとかなりの時間がかかりますし、難しいと思います。その点、LANYさんはAIで情報をリストアップし、その中から何を活用するかを人の目で判断する、といった使い分けもうまくやってくださいました。
菅原(LANY):
まさに私たちが狙っているのも、AIに任せきりにするのではなく、人とAIの相乗効果です。キーワードや上位記事の分析、原稿の草稿作成にAIを活用しながら、そこに人の目や判断を加えることで、記事としての精度を高める意図があるので、その利点をうまく活かせたと感じます。
SEO施策がLLMO対策にもつながる。記事制作はこれからも依頼
▲右から株式会社HRBrainの後藤様、LANYの菅原
──今後、LANYと一緒に取り組みたいこと、期待していることがあれば教えてください。
後藤様:
AI検索への対応も見据えつつ、まずはこれまで通り、記事制作のお力をお借りしたいと考えています。というのも、以前LLMOについてLANYさんに相談させていただいた際に、「AIは上位の記事を参照しやすい傾向がある」という話を伺ったんです。
だとすると、SEOとLLMOは切り離せません。SEOで上位表示を目指すこと自体が、そのままLLMO対策の一つになると考えています。
一方で、AIについては私たちもどんな打ち手が効果的なのかを見極められていません。時代の流れとしても避けては通れないところなので、機会があれば、LLMOについてのご提案もいただけるとうれしいです。
菅原(LANY):
ありがとうございます。AIへの向き合い方は私たちも検証を重ねている最中で、随時、記事制作に活かしていきたいと思っています。
今後AI検索がさらに発展していくなかでも、LANYの記事だからこそできることに取り組んでいきたいですし、記事という形にこだわらずご支援ができれば、と考えています。
LANYの支援は、施策の優先順位が分からない企業におすすめ
──最後に、LANYのご支援はどのような企業に向いていると思いますか?
後藤様:
自分たちだけでは「どのキーワードから手をつけるべきか分からない」「何に注力すべきかの判断まで手が回らない」といった企業に向いていると思います。
私たちも、記事制作において何を優先すべきかの判断基準を模索している段階でしたが、そこをLANYさんが整理してくれたおかげで、やるべきことがはっきりしました。
しかも、ただ受けた依頼をこなすのではなく、私たちにとって最良の選択肢を一緒に考えてくれますし、SEOやLLMOのトレンドについても、その都度どう向き合うべきか示してくれます。
だからこそ、「記事は作っているが、成果につながっている実感がない」「これからどこに力を入れるべきか分からない」というマーケティング担当者にとっては、心強いパートナーになってくれると感じます。
──嬉しいお言葉の数々、ありがとうございます!今後とも、引き続きよろしくお願いいたします!
編集後記
取材で印象的だったのは、後藤様の「上位表示されているオウンドメディアの記事が、商談時の信頼感につながっている」というお話でした。単純なアクセスやCV数だけでは測れない記事の役割に、私たちもあらためて気付かされました。
また、後藤様は、LANYとのコミュニケーションについて「仕事の枠を超えて、人と人とのつながりという面で、すごくやりやすさを感じます」とも話してくださいました。発注者と受注者という間柄ではありますが、そう言っていただける距離の近さこそが、率直に意見を交わし、より良い記事を生み出す土台になっているのだと感じます。これからも、その距離感を大切にご支援できればと思います。
【サービス概要資料】SEO/LLMO記事制作
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