検索広告とP-MAXの掛け合わせでCPAを約3割改善。登録率も過去最高水準を達成したWeb広告コンサルティング事例|株式会社ウィルオブ・ワーク様
株式会社ウィルオブ・ワーク様は、人材派遣・人材紹介を中心に事業を展開する企業です。保育士・幼稚園教諭向けの人材派遣サービス「ウィルオブ保育士」では、Meta広告経由の応募後に電話がつながりにくいという課題を抱えており、その相談をきっかけに、Google広告の運用状況にも改善の余地があることがわかりました。
検索広告とP-MAXを組み合わせた配信設計や、検索データに基づく継続的な運用調整を通じて、Google広告の運用を支援。CPAは前年同時期比で約3割改善し、面談・登録まで進んでいただいた割合(登録率)も過去最高水準を記録しました。その手応えが予算を拡大する判断につながり、広告予算も前年同時期比で約1.4倍まで拡大しています。
今回は同社の野元様と重森様に、ご検討の背景とご依頼の決め手、お取り組みの内容と成果について詳しくお話を伺いました。
| 課題 |
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| 提供プラン | Web広告コンサルティング |
主な施策 |
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成果 |
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LANYへの依頼の決め手は、解像度の高い仮説と提案力
▲左から 株式会社ウィルオブ・ワーク 野元様と重森様
課題はクリエイティブか、媒体特性か──自社だけでは原因の切り分けが難しかった
──ご相談いただいた当時、Web広告に関してどのような課題がありましたか?
重森様:Web広告を通じて、保育士としての就業をご希望される方々からの求人への応募・会員登録を集めていますが、自社運用における一番の課題は、Meta広告経由の応募後にお電話がなかなかつながらない、いわゆる通電率の低さでした。
自分たちでもいろいろなバナーを作成し、地道に効果検証を重ねていたのですが、数字にほとんど変化が見られない状況でした。「自分たちが作成したクリエイティブに原因があるのか、それともMetaという媒体の特性上、ある程度は仕方のないことなのか」を判断したくて、Metaの改善を相談できるパートナーを探すことにしたんです。
新しいトレンドを求めた出会いと、対応力への期待
──LANYを知っていただいたきっかけは何でしたか?
野元様:知人にLANYさんを勧めていただいたのが最初のきっかけでした。その後、SNSなどの情報発信を見かけるなかで、「進歩的な取り組みをしている会社だな」という印象を持ったんです。
当時、弊社のパートナー企業様は、昔から長くお付き合いのある求人広告代理店様が中心でした。そうした安定した体制を大切にしつつも、最新のデジタルマーケティング手法や新しいトレンドも自社の選択肢として柔軟に取り入れていきたいと考え、新しい知見を持つ企業様の一つとしてLANYさんにお問い合わせをしました。
──数ある支援会社の中で、LANYへの依頼を決めた理由を教えてください。
野元様:初回の商談段階から、対応エリアや会社規模など変数の多い人材派遣領域について、精度の高い仮説を示していただけたことが印象的でした。その後の提案の段階でも、弊社のアカウントデータがまだ十分に蓄積されていない状況だったにもかかわらず、そこまで踏み込んだご提案をいただけたことが、依頼の決め手になりました。
重森様:私自身も、初回の商談段階から非常に丁寧に対応していただいたことに、心強さを感じていました。正式なご依頼前の検討段階であったにもかかわらず、細かい部分まで具体的な提案や他社の参考事例を伝えてくださり、ありがたかったですね。
──LANYのコンサルタントに伺います。初回のヒアリングを通じて、どのような点に気づかれたのでしょうか?
▲LANY 早川
早川(LANY):最初にお話を伺った際、ご担当の重森様が非常に多忙な日々を送られており、広告運用に十分なリソースを割ききれていない状況でいらっしゃることが伺えました。あわせて運用されていたGoogle広告の状況を拝見する中でも、「アカウントの細部を徹底的にチューニングすれば、まだ改善の余地が大きく残されている」と率直に感じたんです。
そこで、Meta広告の改善策だけでなく、Google広告の最適化プランも初期の段階からあわせてご提案させていただきました。
検索広告からP-MAX導入まで、段階的に広げた配信設計
Google広告で早期に見えた、確かな手応え
──Google広告の運用が実際にスタートしましたが、率直にどのように感じていらっしゃいますか?
重森様:Google広告に関しては、運用の初期段階から求人条件に合った求職者様からの応募を順調に獲得できました。実際にお電話がつながり面談や本登録に進んでいただけた「登録数」の面でも、初期からしっかりと成果が出ている実感もありました。
──その手応えが、継続の決め手になったのでしょうか?
重森様:はい。もちろん、数か月という短期間だけで広告の効果をすべて判断するのは難しい部分もありました。ただ、Meta広告の改善には媒体の性質上どうしても時間がかかっていた一方で、Googleでは初期から順調にマッチ度の高い応募を獲得できていましたので、「この状況であれば、継続してお願いしたい」と感じられたことが、決め手になりました。
検索広告に加え、P-MAXで複数の広告面へ配信を拡大
▲P-MAX導入による配信面の拡大イメージ。検索広告のみの配信から、ディスプレイ・YouTube・Discoverなど複数の面へ接点を拡大
──そうした手応えを踏まえて、その後に配信の幅をさらに広げる提案もあったかと思います。P-MAXの導入を提案された際、どのように感じられましたか?
重森様:配信面が広がる分、求人の条件に合わない方にも広告が表示されてしまうのではという懸念がありました。というのも、過去に別の場面でP-MAXを試して、思うような成果が出なかった経験があったからです。
野元様:私も数年前に別の部門で、P-MAXが出始めたばかりの頃にインハウスで試したことがあったのですが、当時は配信のブレが大きく、思うように成果が獲得できなかった苦い経験がありました。
──お二人にはそうしたご懸念があったとのことですが、どのような狙いがあって導入をご提案されたのでしょうか?
早川(LANY):P-MAXは、数年前は精度の面で課題が大きかった時期もありました。しかし、現在は運用の工夫でコントロールできる部分が大幅に増えています。その上で、ユーザーの情報収集行動が検索だけでなくYouTubeやショート動画にも広がるなかで、接点を増やす狙いがありました。
──そのような説明を受けて、懸念があった中でも、なぜLANYの提案を受け入れてくださったのでしょうか?

野元様:当時からアルゴリズムの仕様も進化しているとのことでしたし、何よりLANYさんがこれまでの他社支援で培ったコントロールのノウハウをお持ちとのことだったので、お任せすることにしました。
求職者の心理的な変化に合わせ、キーワードと広告文を細かく調整
──P-MAXの導入以降も運用の中でさまざまなやり取りがあったかと思います。LANYとの日々のコミュニケーションについて、印象に残っていることはありますか?
重森様:ミーティングなどの場で、新しいご提案をいただけることが多く、ありがたく感じています。たとえば、時期に合わせた広告文の調整などですね。
──担当コンサルタントに伺います。具体的にはどのようなことを意識して調整したのでしょうか?
早川(LANY):一度設計して終わりにせず、実際の検索データを継続的に見ながら、時期やユーザー心理の変化に合わせてキーワードや広告文を調整し続けることを意識しています。あわせて、複数の面で使用するバナーについても、同じように時期やターゲットに応じて継続的に制作・更新しています。
たとえば、新しい環境で働き始めることを検討している時期と、働き始めてから次のステップを考え始める時期とでは、求職者様の気持ちも検索する言葉も変わってきます。こうした変化を捉え続けることが、季節による需要の波があってもCPAが大きく崩れない、安定した運用につながっています。
お取り組みによりCPAが改善。登録率も過去最高水準に
季節変動に左右されない、安定したCPAコントロールの実現
──お取り組みを通して、数値面でどのような成果を感じていますか?

重森様:以前は季節要因による高騰や急激なブレが大きく、自社だけでコントロールするのが難しい状態でした。それが、お取り組みを進める中で徐々に落ち着き、今では目標としていたコストの範囲内で安定的に推移しています。
前年同時期(2024年10〜12月/2025年10〜12月)を比較すると、約3割の改善が見られており、安定して成果を出し続けられていることは、ありがたく感じています。
▲媒体CPAの推移(指数比較)。2024年10〜12月と2025年10〜12月の3ヶ月平均を比較すると、約3割の改善が見られる
──CPA以外の点で、何か変化を感じたことはありますか?また、その要因はどこにあるとお考えですか?
重森様:Google広告からの応募を含め、実際に営業部がご本人と連絡を取れた「登録」の数も伸びており、応募からの登録率(応募後に面談・登録に進んでいただける割合)は、現状で過去最高水準を記録しています。他のチャネルの影響もあるため一概には言えませんが、広告側で求人条件とのマッチ度が高い求職者様を集客できていることも、登録率の向上に寄与しているのではないかと考えています。
──成果のお話を伺って、LANYとしてはどのように受け止めていますか?
早川(LANY):他のチャネルとの兼ね合いもある中ではありますが、私たちのご支援が貴社の事業にとって少しでもお役に立てているのであれば、大変嬉しく思います。
一方で、まだ伸ばせる部分があるとも感じています。その先の接点を磨き込むことで、CVRを引き上げ、CPAをより下げる流れを作れると考えています。
各チャネルの特性を見極め、効果の見えるGoogle広告へ投資を集中
──広告予算について、前年の同じ時期と比較すると拡大されていると伺いました。拡大の規模と、そこまで拡大された背景も教えてください。
重森様:Google広告は、最初は自社運用で少額の予算からスタートしていました。前年同時期(2024年10〜12月/2025年10〜12月)を比較すると、約1.4倍まで拡大しています。
弊社は他にもいくつかの集客チャネルを展開していますが、掲載できる枠自体に限りがあったり、応募後のご連絡がつながりにくかったりと、それぞれ異なる課題を抱えていました。
そうした中でも、LANYさんにGoogle広告の運用をお任せしてからは、求人条件に合ったマッチ度の高い応募を安定して獲得できており、成果の見通しが立てやすい状態になりました。
これらを踏まえて、最も条件に合う求職者様と出会えるGoogle広告により力を入れるべきだと判断し、投資を寄せていく決断ができました。
▲広告予算の推移(指数比較)。他チャネルとの比較検討を経てGoogle広告への投資を強化し、前年同時期比で約1.4倍まで拡大
自社運用で壁にぶつかり、明確な課題を抱える企業にお勧めしたい
──数値以外の面で、特にお取り組みの中で価値を感じていただいた点はありましたか?
重森様:細かな仕様や専門的な仕組みなどの疑問に感じた部分をお伺いすると、その都度非常にわかりやすく噛み砕いて説明してくださいます。そうした一つひとつのやり取りの積み重ねがあるからこそ、施策の意図や背景が常に明確で、安心してお任せできています。
野元様:私も全く同じ印象です。毎回しっかりと根拠のある回答をいただけるので、弊社のWebマーケティングにおける大切な情報共有ルートの一つになっていると感じています。
──どのような課題・状況にある企業やご担当者に、LANYの支援は向いていると思われますか?
重森様:自社運用で何から始めればいいかわからない担当者や、ある程度自社運用を試したうえで、明確な課題の切り分けに悩んでいる企業には、特におすすめできると思います。
自分たちでも試行錯誤を重ねてはいたものの、何が原因なのか判断がつかず、手探りの状態が続いていたので、同じように悩まれている企業には、ぜひ一度ご相談いただきたいです。
──ありがとうございます。最後に、今後LANYと一緒に取り組みたいことや期待を教えてください。

重森様:以前からLP(ランディングページ)の改善案をいくつもいただいており、求人の具体的な内容をより豊富に見せるといった、非常に客観的で貴重な視点だと感じています。まだ実装には至っていませんが、今後、社内での体制をしっかり整え、ぜひ形にしていきたいと考えています。
野元様:今回ご支援いただいている保育士派遣の分野は、弊社の派遣事業の中でも成長領域の一つであり、拠点も増えております。今後さらに伸ばしていきたいと考えていますので、集客の面でこれまで支えていただいてきたように、引き続きその成長を後押しする“エンジン”のような存在でいていただけたら嬉しいですね。
担当コンサルタントからのコメント
この度は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。
過去にP-MAXの運用でご苦労されたご経験がある中、私たちのご提案やご説明に耳を傾けてくださり、改めてお任せいただけたことに心より感謝しております。
また、人材派遣という変数の多い領域において、日々の細かな調整やコミュニケーションにも真摯に向き合っていただきました。検索広告だけに頼るのではなく、データを見ながら継続的に改善を重ねる方針をご理解いただき、一緒に取り組めたことが、CPAの安定的な改善につながったと感じています。
今後は、LP改善という次のテーマにも取り組みながら、広告運用だけにとどまらず、集客からその先の成果まで一貫して向き合うパートナーとして、貴社のさらなる事業成長に貢献してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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